寓話サイコロアクション『Lost in Random』9月10日発売へ。謎の歩くサイコロと旅する暗黒おとぎ話

Electronic Artsは7月23日、『Lost in Random』を9月10日に発売すると発表した。『Lost in Random』はダークなおとぎ話風の世界で展開されるアクションアドベンチャーゲームだ。

Electronic Artsは7月23日、オンラインイベント「EA Play Live」にて、Zoink Gamesが手がけるアクションゲーム『Lost in Random』を9月10日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Origin)およびPlayStation 4/PlayStation 5/ Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。
 

 
『Lost in Random』はダークなおとぎ話風の世界で展開されるアクションアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは主人公である元気な女の子「グースー」となり、姉の「キースー」を邪悪な女王の手から救うため奔走。相棒の歩くサイコロ「ダイシー」とともに、「ランダム」と呼ばれる王国の、6つの領域を踏破していく。ダイシーはグースーの旅と戦いを助ける強力な能力をもっているようだ。今回公開されたローンチトレイラーでは、戦闘などゲームプレイ内容を垣間見ることができる。

ダイシーの能力は、敵を攻撃すると出現するエナジーキューブを吸収することでチャージすることができるようだ。ダイシーの「目」がすべて青く光ったら、地面に転がすことで時を止め、カードを使って強力なスキルを使用できる。トレイラーではダイシー自らが時限爆弾となり敵をふっとばす「Explosive Dice」や、グースー自身に強力な弓矢を与える「Bow of One」などのスキルが確認できる。こうしたスキルにはコストが設定されているようで、出せるスキルの種類はダイシーの出目にも影響されるのかもしれない。
 

 
映像ではほかにも、ギミックを活かしたボス戦などが紹介されている。また、主人公が旅するランダムの世界には、敵のほかにも変わった住民たちが存在するようだ。旅の道中では、集めたコインを使ってカードをトレードするなどの要素もある。戦闘以外の探索やNPCとのインタラクトでも、本作の特徴的な世界観を楽しめそうだ。

本作は日本語に対応し、国内向けにも各プラットフォームで発売を予定している。なお、原語である英語版では主人公は「Even(偶数)」姉は「Odd(奇数)」という名前になっている。それぞれ日本語向けに「グースー」と「キースー」というわかりやすい名前に変更されており、国内市場を意識したローカライズがなされている印象だ。

Lost in Random』は9月10日、PC(Steam/Origin)およびPlayStation 4/PlayStation 5/ Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売予定。

Sayoko Narita
Sayoko Narita

貪欲な雑食ゲーマーです。物語性の強いゲームを与えると喜びますが、シューターとハクスラも反復横とびしています。

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