神秘的な島を旅する一人称ADV『Lost At Sea』Steam/Xbox Series X|S向けに配信開始。欠けた記憶を探し、人生を振り返る物語
パブリッシャーのHeadupは本日7月16日、人生と向き合う物語を描くアドベンチャーゲーム『Lost At Sea』の配信を開始した。対応プラットフォームは、PC(Steam)/Xbox Series X|Sで、日本語に対応する。価格は、Steam版が1520円(税込)、Xbox Series X|S版が1750円(税込)。なお、Steam版は発売を記念したセールをおこなっており、7月23日まで10%オフの1368円(税込)で購入できる。
『Lost At Sea』は、一人称視点のアドベンチャーゲーム。初老の孤独な女性「アナ」として、ミステリアスで美しい島を探索する作品だ。島にあるオブジェクトやパズルを、集めたり解いたりすることで、アナは記憶を取り戻していく。アナの人生を振り返りながら、それらが「正しい判断だったのだろうか」という問いと向き合う物語が描かれるという。
本作の舞台となる謎めいた島は、それぞれのバイオームがアナの人生の“ある段階”を象徴している。たとえば、アナの子どもが幼かった頃の記憶を司るエリアでは、ぬいぐるみやおもちゃなど、子どもをイメージするようなオブジェクトが配置されている。また、それぞれのバイオームには「欠けているもの」が存在しており、それらはアナの記憶と強く結びついているようだ。
アナはコンパスを所持している。「欠けているもの」を発見するとコンパスに登録されて、目的地のヒントとなる方角が示されるようになる。島を探索して「欠けているもの」の正体を掴み、あるべき場所に戻すことで、記憶を取り戻すことができるのだ。また、探索中には突然「恐怖」が襲いかかってくる。逃げ切れることもあるが、ときには追いつかれてしまうことも。「恐怖」に追いつかれるとアナは倒れ、リスタートとなってしまう。
本作は、ドイツのインディーデベロッパーStudio Fizbinによって開発された。同スタジオは2011年にスタートし、2021年リリースのタイトルとしては、『Minute Of Islands』、『Say No! More』に続き、本作が3作目となる(いずれも日本語対応)。また、本作のリリースに寄せて、開発チームがSteamページにコメントを投稿しており、本作に特別な思いがあると明かした。その理由として、「とても大切な、感情的な体験であること」や「誰もが自分自身を見つけることができる物語であること」をあげている。
『Lost At Sea』は、PC(Steam)/Xbox Series X|S向けに、日本語に対応して配信中。価格は、Steam版が1520円(税込)、Xbox Series X|S版が1750円(税込)。なお、Steam版は7月23日まで10%オフの1368円(税込)で購入できる。なお海外向けにはPlayStation 5版も発売中だ。