ヌルヌルアクション『真・ローション侍』Steamにて7月30日に配信開始へ。安倍晴明にローションまみれに改造された信長が、天下統一を目指す

ゲーム制作サークル烈帝国は7月10日、『真・ローション侍』を7月30日19時に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ローション侍ことヌルヌルになってしまった織田信長がステージを滑り抜ける。

国内のゲーム制作サークル烈帝国は7月10日、『真・ローション侍』を7月30日19時に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamではストアページも公開されている。


『真・ローション侍』は、ローション侍ことヌルヌルになってしまった織田信長がステージを滑り抜ける、見下ろし型アクションゲームである。時は戦国。勢力を拡大する織田信長は天下を手中に収めようとしていたが、武田信玄の策略により平安時代へとタイムスリップ。さらに、織田信長は安倍晴明の手にかかり、ローションが全身から溢れるローション侍へと魔改造されてしまう。ローション侍は、自身を改造した安倍晴明、50メートルの巨大な聖徳太子、諸悪の根源たる武田信玄を打倒し、元の時代への帰還を目指すのだった。


織田信長は、溢れ出るローションによって全身がぬるぬるしているため、まともに歩くこともできない。そこで本作ではローションのぬめりを利用し、壁や地面を蹴って城内を滑って移動する。ステージ内には、織田信長を亡き者にしようとする忍者たちも待ち構えており、攻撃にあたると一撃でやられてしまう。剣の達人である織田信長は、間合いに入ったものを一瞬で斬り捨てられるため、接近して敵を撃退。地形を活かした壁キックによる高速移動で、攻撃を避けつつ敵にぶつかり、ゴールにたどり着けばステージクリアとなる。

前作『ローション侍』では、武田信玄によってローション侍へと改造された信長と、配下の忍者や赤いトゲ、滑り止めの白い丸などが登場。設定のインパクトだけでなく、ぬめりによってステージを高速で滑るスピード感のある戦いが描かれていた。本作では、ステージ中に水や火縄銃、滅却床といった新ギミックが登場するほか、新ボスも用意されており、新たなバトルが展開されるようだ。


本作を開発しているのは、国内のゲーム制作サークル烈帝国である。前作『ローション侍』は、2020年6月にSteamにてリリース。ユーザーレビューでは34件と評価数こそ少ないものの、価格と出オチでは終わらない内容から、好評率100%を記録している。また、烈帝国の代表である烈氏のツイートによると、本作の審査の際には、Steamに成人向けコンテンツなのではないかと問い詰められたそうだ。


『真・ローション侍』は、PC(Steam)向けに7月30日19時配信開始予定。前作『ローション侍』もPC(Steam)にて205円で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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