2DSTG『Super Glitter Rush』Steam/iOS/Android向けに配信開始。キュートなドットとポップなチップチューンに彩られた、弾を巻き込んで消すボスラッシュ

tiny cactus studioは7月1日、『Super Glitter Rush』を配信開始した。『Super Glitter Rush』は、攻防一体の弾で、弾幕を消しながら攻めるボスラッシュ2DSTGである。

tiny cactus studioは7月1日、『Super Glitter Rush』を配信開始した。現在配信されているプラットフォームは、PC(Steam/itch.io)/iOS/Android。価格は、Steam版は通常価格410円で、7月8日までの期間20%オフの328円。iOS/Android版は無料で、動画広告を見てライフを回復するシステムなどが搭載されている。
 

 
『Super Glitter Rush』は、攻防一体の弾で、弾幕を消しながら攻めるボスラッシュ2DSTGである。本作には、それぞれ異なるボスが待ち受けるステージが30個用意されている。プレイヤーは、操作キャラクターを選択しステージに挑戦。ステージ内では、ボスの繰り出す弾幕を避けつつ、弾を撃ち込み、HPを削りきれば勝利となる。基本的には、ボス戦に特化したステージ攻略型のSTGと言えるだろう。

ただし、本作のプレイヤーキャラクターの弾には、通常のSTGとは異なる仕組みが採用されている。プレイヤーキャラクターの撃った弾が、ボスの展開している弾幕と接触すると、弾幕を消しつつ弾を巻き込み攻撃が強化される。また、弾の発射にはゲージを消費。敵への攻撃で発生するアイテムや、敵の撃ち出した異なる色の弾に当たるとゲージが回復し、再び攻撃が可能になる。プレイヤーキャラクターの弾数が限られており、弾を使った巻き込みが重要なため、攻防一体の弾を撃つタイミングをしっかり見極める必要があるわけだ。
 

 

 
プレイヤーキャラクターは、スタンダードな性能のアレックスや、短距離の瞬間移動をしながら戦うオブシディアン、弾数の多いジャスパーなど、ゲームプレイの進行に応じて8体のキャラクターが選択可能だ。全30ステージの中には、ネットを挟んでボスと対峙するテニス風のステージなど、変わったステージも収録。時に軽快で時にかわいらしいチップチューンも、本作に彩りを加えている。また、グラフィックはカラーパレットがボスごとに変化。カラーパレットを手に入れると、好みの色合いへの変更もできる。

本作を開発したのは、国内のインディーゲーム開発者はちのす氏だ。本作では、同氏がゲームデザインやグラフィックなどを務め、音楽は『ARTIFACT ADVENTURE 外伝 DX』などに楽曲を提供してきた作曲家つよみー氏が担当。またクレジットによると、ゲストコンポーザーとしてKAZUKI WATANABE氏、ボスの名前付けアシストとしてRASENTH氏も参加しているようだ。
 

 
『Super Glitter Rush』は、PC(Steam/itch.io)版が20%オフの328円、iOS/Android版が基本無料で配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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