株式会社ポケモンは7月1日、『ポケットモンスター ソード・シールド』のランクバトル「シリーズ10」のレギュレーションを発表した。シリーズ10では、ポケモンのダイマックスができなくなり、ミュウツーなど特別なポケモン1匹が参加可能な特殊レギュレーションが採用される。
『ポケットモンスター ソード・シールド』ランクバトル「シリーズ10」では、前述のとおりポケモンがダイマックスできなくなる。またザシアン/ザマゼンタ/ムゲンダイナなど、いわゆる禁止・伝説級のポケモンたち24体から、1体までが参加可能。ダイマックスができなくなり、特別なポケモンが使用可能なことで、禁止・伝説級のポケモン1体を中心とした駆け引きが予想される。シリーズ10の期間は、8月1日13時から11月1日8時59分までとなっている。
使用可能な特別ポケモンは、以下のとおりだ。ミュウツー/ルギア/ホウオウ/カイオーガ/グラードン/レックウザ/ディアルガ/パルキア/ギラティナ/レシラム/ゼクロム/キュレム/ゼルネアス/イベルタル/ジガルデ/コスモッグ/コスモウム/ソルガレオ/ルナアーラ/ネクロズマ/ザシアン/ザマゼンタ/ムゲンダイナ/バドレックス。
『ポケットモンスター ソード・シールド』は、2019年に発売されたNintendo Switch用ソフトだ。ガラル地方のチャンピオンを目指すストーリーや、ポケモンたちが巨大化する新要素ダイマックスが本作では描かれてきた。また、ランクバトルでは、2か月から3か月ごとにシリーズが切り替わり、シリーズごとに異なるレギュレーションが採用。これまでにもレギュレーションの変更によって、特殊なバトルも繰り広げられてきた。
具体的には、シリーズ6(2020年9月から2020年11月)においては、2020年7月のバトルデータのランキング上位10位までのポケモンが使用禁止になる特殊ルールが採用された。自身のタイプが自分の使った技と同じになる夢特性リベロによって変幻自在のアタッカーとして活躍していたエースバーンや、リリース後から長く活躍し続けてきたミミッキュ/ドラパルトなどが一斉にランクバトルから退場。上位のポケモンが消えたことで、異なる環境/メタでのポケモンバトルが展開された。
またシリーズ8では、特別なポケモンから1匹がランクバトルへ参加可能となっていたなど、さまざまなレギュレーションが採用されてきたわけだ。シリーズ10では、シリーズ8と同様に特別なポケモンを1匹参加可能にするルールを導入。さらにポケモンを巨大化させ強化する、本作の目玉とも言えるダイマックスを禁止するルールが設定されている。かなり大胆な試みとなるが、対戦環境がどのように変化するか、気になるところだろう。
『ポケットモンスター ソード・シールド』は、Nintendo Switch向けに配信中。ダイマックス禁止で特別なポケモンが1匹使用できるランクバトル「シリーズ10」は、8月1日から開始予定だ。