『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』発表、コンソール/Steam向けに2022年春発売へ。成長したみずきが事件を調査する『AI:ソムニウムファイル』続編

スパイク・チュンソフトは7月1日、『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』を発表した。2019年の『AI:ソムニウムファイル』続編だ。

スパイク・チュンソフトは7月1日、『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ(AI: THE SOMNIUM FILES – nirvanA Initiative)』を発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam、Windows 10)。発売時期は2022年春。先日公開されていた謎めいたティザーサイトは、本作の告知のためのものだったわけだ。
 

 
『アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』は、2019年9月に発売されたADV『AI:ソムニウムファイル』の続編である。本作の舞台は、「右側半分の死体」が最初に発見されてから6年後だ。当時どれだけ捜索されても見つからなかった死体の左側が発見されるが、なぜかまったく腐敗しておらず、つい先程まで生きていたかのようだったという。前作では12歳の小学生だったみずきが、ABISの新人捜査官として登場。伊達の義眼に搭載されていたAIアイボゥと共に、「ハーフボディ連続殺人事件」の調査を進めていく。

アナウンストレイラー内では、前作にも登場していた港を背景に、みずきが携帯ゲーム機で『極限脱出 9時間9人9の扉』らしき作品をプレイするシーンや、アイボゥの姿も確認できる。成長したみずきは、左目の眼球の色がかつての伊達と同じ色に変わっており、左目は義眼なのかもしれない。
 

公式サイトよりキャプチャ

 

 
本作では、前作でリードプランナーを務めていた岡田昌氏がディレクター、前作ではディレクター/シナリオを務めていた打越鋼太郎氏がシナリオを担当。キャラクターデザインはコザキユースケ氏、サウンドはいとうけいすけ氏が担っており、前作と同じクリエイター陣によって開発がおこなわれている。

前作『AI: ソムニウム ファイル』では、一時は低評価レビュー爆撃により、メタスコアが低下する事件(関連記事)もあったものの、現在はユーザースコア8.8を記録。Steamのユーザーレビューでも、3300件以上の評価により非常に好評を獲得するなど、プレイヤーからは好評を博している。同じクリエイター陣によって作られる続編のクオリティにも、期待したいところだ。
 

 

 
アイ:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』は、PlayStation 4/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam、Windows 10)向けに2022年春発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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