恋愛ホラーADV『ドキドキ文芸部プラス!』日本向けに発表、国内PS4/PS5/Nintendo Switch版10月7日発売へ。「モニカからの詩」を含む特典付きのパッケージ版も

弊社アクティブゲーミングメディアのインディーゲームブランドPLAYISMは6月30日、『ドキドキ文芸部プラス!(Doki Doki Literature Club Plus!)』を国内向けに2021年10月7日に発売すると発表した。PLAYISMからは、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switchの3プラットフォーム向けに発売予定。

弊社アクティブゲーミングメディアのインディーゲームブランドPLAYISMは6月30日、『ドキドキ文芸部プラス!(Doki Doki Literature Club Plus!)』を国内向けに2021年10月7日に発売すると発表した。海外向けにはSerenity Forgeが販売を担当しているが、日本を含むアジア地域の販売をPLAYISMが担うかたちだ。PLAYISMからは、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switchの3プラットフォーム向けに発売予定。ダウンロード版は1980円で、パッケージ版は4200円。パッケージ版には初回特典としてモニカからの詩やアジア向け限定特典も付属している。また、7月1日発売のPC版(Steam/Epic Gamesストア)も日本語に対応している。CEROレーティングはCとなっている。

※ 海外版のトレイラー


『ドキドキ文芸部プラス!』は、『Doki Doki Literature Club!(ドキドキ文芸部!)』に追加要素を収録した完全版である。本作の主人公は自堕落な高校生だ。彼は部活にも入らず、暇な時間をゲームやアニメに費やしていた。しかしある日、そんな主人公を見かねた幼馴染の少女サヨリに誘われ、文芸部の活動へ参加。サヨリを含め、4人の美少女が所属する文芸部へと入り、文化祭に向けて活動していくことになる。

文芸部のメンバーとしては、頼りになるみんなの部長モニカ。強気な態度で接するものの、実はマンガや可愛いものが好きなナツキ。ミステリアスな文学少女ユリ。いつも元気で明るい幼馴染サヨリが登場。文芸部での、少女たちと交流する日々が描かれていく。


文芸部の活動では、主人公も部員として詩を作成する。用意されたさまざまな言葉の中から、詩に使う言葉を選択。書いた詩は翌日の部活で披露し、選んだ言葉によって文芸部員たちの好感度が変化する。好感度によって、ルートなどが変わるわけだ。

ところで、本作のSteamストアページでは「ナンバー1サイコホラーゲームへようこそ!」「世界中で称賛を得たサイコホラーストーリー」など、ホラーゲームであることが喧伝されている。美少女たちが登場する恋愛ノベルゲームのように思えるが、物語が進行していくうちに、何らかの怖い展開が待ち受けているのかもしれない。


『ドキドキ文芸部プラス!』には、いくつかの追加要素も収録されている。アートワークは原作を再現しつつフルHD化を果たしているほか、新規CGや13曲の新規楽曲も搭載。友情と文芸を描く、全6編の描き下ろし長編サイドストーリーによって、新たな『ドキドキ文芸部』の世界も紡がれる。またゲーム内には、作中の楽曲が聞けるDDLCミュージックプレイヤーと、初公開のコンセプトスケッチを含めた100点以上画像も用意されている。

本作を開発したのは、アメリカのインディーゲームデベロッパーTeam Salvato。同チームは、2017年にPC用のフリーゲームとしてオリジナルの『ドキドキ文芸部!』をリリース。Steamでは、15万7000件以上のユーザーレビューにより圧倒的に好評を獲得するなど、世界的な人気を誇っている。また、オリジナル版は公式には日本語対応していないものの、有志による日本語化パッチが配布中。『ドキドキ文芸部プラス!』では、追加要素の収録だけでなく、公式な日本語やコンソール版も初登場となるわけだ。


またプレスリリースによると、PLAYISMが調整した日本語/韓国語/簡体字版が、2021年10月のアジア版リリース時に公開予定だとされている。7月1日リリースのPC版も日本語対応予定とされている。ややわかりづらい表現ということで、詳細についてPLAYISMに聞いてみた。担当者によると、Steam版も7月1日時点で日本語に対応している。ただし、10月のコンソール版の発売にあわせて、Steam版のローカライズもPLAYISMが監修したものにアップデートされるそうだ。

ドキドキ文芸部プラス!』国内版は、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch向けに10月7日発売予定。ダウンロード版は1980円。4200円のパッケージ版には、初回特典としてキャラクタースタンド4個セット、フロッピー型サウンドトラックダウンロードコード、ステッカーシール、ドキドキ文芸部メンバーズカード、モニカが描き下ろした詩、オリジナルしおり4個セット(アジア版限定)が付属。6月30日から、パッケージ版の予約販売も開始されている。またPC版(Steam/Epic Gamesストア)は日本語に対応し、7月1日に配信される予定だ。Steamでは発売までの間、10%オフのセールも実施されている。海外コンソール向けには、PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch版が発売されている。
【UPDATE 2021/7/1 16:10】
海外向けの対応プラットフォームについて追記

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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