ケモノアクションRPG『バイオミュータント』PS4/Xbox One版がダウンロード販売開始。日本語ローカライズの見直しも告知

 

THQ Nordicは5月25日23時(日本時間)、オープンワールドアクションRPG『バイオミュータント』PS4/Xbox One版のダウンロード販売を開始した。PC版の配信開始は26日2時(日本時間)を予定している。また、発売にあわせてローンチトレイラーも公開されている。ローンチトレイラーはこれまでのトレイラーの総決算的な内容で、アクションや探索を魅せる構成となっている。


『バイオミュータント』は文明崩壊後の世界を舞台としたオープンワールドアクションRPGだ。世界の中心にそびえたつ「生命の樹」は、疫病に蝕まれて枯れてしまおうとしていた。また、そこに住まう種族も生命の樹に対する意見や各々の価値観の相違によって対立し、混迷の時代を迎えている。小柄なケモノである主人公は、この世界の運命を決める旅をはじめることとなる。

販売開始にあわせて「よくあるご質問」と「動画投稿ガイドライン」が更新されている。「よくあるご質問」では配信開始時間のほか、ダウンロード版の予約特典「マーセナリークラス」に関してや、日本語ローカライズについての質問への回答が掲載された。ダウンロード版の予約特典であるマーセナリークラスは、今後DLCとして販売の予定があるようだ。マーセナリークラスが気になっていたが予約購入を逃してしまった方も後日購入が可能である。なお、マーセナリークラスはダウンロード版のみの予約特典であり、パッケージ版の購入では入手できない。

日本語についての回答では、発売を待たずしてローカライズの見直しをすることが明言された。筆者も発売前に先行プレイの機会をいただき、それを踏まえて執筆したQ&A記事内で少し触れさせていただいたが、本作の翻訳はやや大味な印象だ。また、弊誌にかかわらず多くのレビューや先行プレイ記事を見たユーザーから日本語ローカライズのクオリティを不安視する声がSNSなどで散見されており、それが事前の「ローカライズ見直し宣言」につながったものと見られる。とはいえ、本作は字幕だけでなく音声も日本語対応しているため、収録時間を考えると見直されたローカライズの実装までは時間を要するかもしれない。

本日5月25日にPS4/Xbox One向けのダウンロード販売が開始された『バイオミュータント』。PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Humble)での販売は翌26日2時からを予定している。PS4向けパッケージ版は、本日5月25日より各小売店にて発売中だ。

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