2.5DRPG『琴葉姉妹とライサント島の伝説』Steamにて6月4日配信開始へ。南の島を舞台に繰り広げられる、雨の伝承と不思議な冒険

DeskClub Games(机倶楽部)は4月25日、『琴葉姉妹とライサント島の伝説』をSteamにて6月4日にリリースすると発表した。『琴葉姉妹とライサント島の伝説』は、旅行にやってきた琴葉姉妹が南の島の伝承に巻き込まれる、2.5Dのターン制RPGである。

国内の同人サークルDeskClub Games(机倶楽部)は4月25日、『琴葉姉妹とライサント島の伝説』をSteamにて6月4日にリリースすると発表した。ゲームは、日本語字幕/UIに対応。itch.ioにて体験版が公開されている。


『琴葉姉妹とライサント島の伝説』は、旅行にやってきた琴葉姉妹が南の島の伝承に巻き込まれる、2.5Dのターン制RPGである。本作の主人公は、VOICEROIDとして実況動画などで活躍中の琴葉茜と琴葉葵の2人だ。商店街の福引で特賞を引き当て、南の島「ライサント島」への旅行券を手に入れた琴葉姉妹。しかし、彼女たちが訪れたライサント島には、連日雨が降り続いていた。パンフレットの表紙では、「太陽の女神に愛された国ライサント」などと評されているが、一向に空が晴れる気配はない。そんな最中、2人は雨を晴らすためのお祭りが開催されると聞き、参加することに。かつてライサントに大雨をもたらしたという雨の悪魔。島を救ったという太陽の女神。雨続きの島を訪れた琴葉姉妹は、島の伝承にまつわる不思議な出来事へ巻き込まれていく。


琴葉姉妹の周囲には、お祭りをきっかけにおかしなことが起こり始め、島に生息する虫や巨大なニワトリ、謎の組織などと戦うことになる。戦闘では、琴葉姉妹と敵が同一ターン内に行動する。ターンの間に、次の行動を選択。敵も同時に行動を始め、琴葉姉妹へと襲ってくる。飛びかかってきた虫をタイミング良く叩き落としたり、風を起こして火の玉から身を守ったりなど、ちょっとしたアクション要素も搭載。琴葉姉妹は、南の島の各地を巡りながら、戦いを繰り広げる。

本作のグラフィックには、3Dの背景と、2Dのイラストを組み合わせたスタイルが採用されている。琴葉姉妹や敵を含めた、可愛らしいイラストのキャラクターたちも本作の特徴だろう。また、ライサント島で暮らす個性的な住人たちとの交流や、ビーチでの観光なども描かれていく。


本作を開発しているのは、国内の同人サークルDeskClub Gamesの上顎氏。ゲームエンジンにUnityを採用し、2年以上の期間開発が続けられてきたようだ。なお本作では、株式会社エーアイによる許諾の元、琴葉茜および琴葉葵が使用されているという。


『琴葉姉妹とライサント島の伝説』は、Steamにて6月4日配信開始予定。ゲームの序盤を収録した体験版がitch.ioにて公開されている。なお、体験版は2019年に公開されたものだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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