『Apex Legends』ホットフィックス配信。待望のヒートシールド音バグ修正やローバの戦術アビリティの不具合も解消
Respawn Entertainmentは3月16日、『Apex Legends』におけるホットフィックスを配信した。修正内容は下記のとおり。
—ヒートシールドの音声バグおよび、まれに利用できるバグ技を修正
—ヒートシールドがクラフトで作成不可能に
—ローバの戦術アビリティにおけるバグを修正
—一部イベントスキンでテクスチャが表示されないバグを修正
—Nintendo Switch版でいくつかの修正
—バンガロールのスーパーレジェンドにおける音声バグを修正
ヒートシールドについては、複数ユーザーから報告が上がっていた騒音の問題が修正されたようだ。「まれに利用できるバグ技」については先日から話題に上がっていた、「ヒートシールドを無限に使用できる」グリッチのことだと考えられる(関連記事)。リング外にて無限にヒートシールドを取り出せるバグが発見されており、これにより永久にリング外にとどまることが可能となっていた。快適性とゲームバランスに関わる致命的なバグが優先的に修正されたかたちだ。一方、レプリケーターでのヒートシールド作成が不可能となる修正も入っている。リングフューリーモードについては3月24日までに段階的に激しさを増していくことが予告されており、ヒートシールドの温存と使いどころについては難しい判断を迫られるようになるだろう。
またローバの戦術アビリティについてもバグの修正を発表。「盗賊の相棒」については、カオスセオリーイベント開始直後から不具合が報告されていた(関連記事)。有効範囲内にブレスレットを投擲してもジャンプドライブが発動せず、緊急回避に失敗するローバ使いの悲鳴が散見されていたのだ。実はこちらについては、公式の修正前にユーザー間で対策が発見済み。「ブレスレットが地面に落ちる前にジャンプすると上手くテレポートできる」という裏技的な解決方法が報告されており、開発者を困惑させる一幕があった。ゲームデザイナーのDaniel Zenon Klein氏も頭を抱えていたローバの戦術アビリティだが、今回の修正により正常に動作するようになったようだ。
ちなみにコースティックとバンガロールに“サイレント弱体化”がかかったとされる件については、現在「調査中」である旨が伝えられている。3月10日のアップデートにて、コースティックのガスおよびバンガロールの煙幕の視覚妨害効果が低下。運営スタッフのひとりから、パーティクル量を減少させたことによる変化であると伝えられていた(関連記事)。本件についてKlein氏から補足があり、VFXを最適化する過程で生じた結果であると説明。以前と同じ見た目になることを目指していたが、明らかに違う結果になってしまっているとして、調べを進める旨を伝えている。結果次第では、ふたたびガス・スモークに視界妨害効果が戻る可能性もありそうだ。
コレクションイベント「カオスセオリー」は3月24日まで開催される。