ソウルライクARPG『モータルシェル』国内向けPlayStation 5版が5月20日発売へ。パッケージ版には、PlayStation 4版のプロダクトコードも付属
DMM GAMESは2月26日、『モータルシェル(Mortal Shell)』日本語版をPlayStation 5向けにも発売すると発表した。発売日は5月20日で、価格はパッケージ/ダウンロード版共に税抜4071円。5月20日から8月31日までの期間は、PlayStation 4版から100円でのアップグレードが可能になるほか、同期間中に生産されるパッケージ版にはPlayStation 4版のプロダクトコードも付属する。
『モータルシェル』は、Cold Symmetryが開発し、2020年8月にPlayStation 4/Xbox One/PC(Epic Gamesストア)向けに発売された3DアクションRPG。海外ではPlaystackがパブリッシャーを務めているが、国内PlayStation 4/PlayStation 5版についてはDMM GAMESがパブリッシングを担当している。
本作の主人公は、人型の謎の存在だ。大きく分けてふたつの能力を有している。一つが、亡骸への取り憑きと操作。主人公には、戦士の遺体を殻のように身にまとう力が備わっており、ステータスも遺体にあわせて変化する。さらに、遺体を操っている状態でHPが尽きても、即ゲームオーバーにはならず、最初の1度は遺体から弾き出されてしまうだけ。攻撃を受けずに再度遺体をまとうと、HPが全快した状態へと復活できる。
もう一つが硬化能力だ。主人公には、亡骸ごと石のように固くなる能力が備わっており、使用すると敵の攻撃を一度防ぐことができる。使用する度にクールタイムが生じるものの、攻撃モーション中などにも発動でき、敵の攻撃を弾くことも可能となっている。遺体の力を一方的に拝借する力と、硬化能力を持っているわけだ。
硬化と遺体の操作により防御面は充実しているが、本作ではその分敵の攻撃も苛烈で、数発も攻撃を喰らえばすぐに瀕死になってしまう。さらに、使用回数が回復するHP回復アイテムもなく、消耗品だけで回復を賄うのは厳しい。リソースが限定的であるため、常に緊張感のある戦いが繰り広げられる。近接戦闘に特化した高難易度のアクション、荒廃した世界観なども本作の特徴と言えるだろう。PlayStation 5版では、最大4K解像度や60fpsでのゲームプレイに対応。PlayStation 4版と比べて、ロード時間が半分以下になっているほか、ハプティックフィードバックによって、DualSenseでは臨場感のある触覚も体験できるそうだ。
PlayStation 5用『モータルシェル』日本語版は、5月20日発売予定。8月31日まで生産される期間限定生産パッケージには、PlayStation 4版のプロダクトコードが付属するほか、同期間中は100円でPlayStation 4版からのアップグレードが可能。パッケージ版の予約がすでに開始されており、早期予約特典として公式アートブックも用意されている。また本作は、PlayStation 4/Xbox One/PC(Epic Gamesストア)版もそれぞれ中だ。