SNKが“新たなゲーム機”を2021年に発売すると予告。ゲームファンの熱意と、コンソールゲームへのニーズに応える新製品に
SNKは12月15日、新たなゲーム機が2021年に登場すると予告した。製品の詳細については現時点では一切明かされていないが、「ゲームファンの熱意とコンソールゲームへのニーズに応える新製品」になるという。
投稿された画像には、SNKがかつて業務用・家庭用に展開していた「NEOGEO」のロゴが確認できることから、同プラットフォーム向けにリリースされていた作品を楽しめるゲーム機になる可能性がありそうだ。また、「Who is the best player?」という言葉や、世界地図を思わせるイラスト、さらに電波状態アイコンのようなものもある。オンラインプレイが可能で、世界中のプレイヤーと対戦できることを意味しているのかもしれない。
SNK発のゲーム機というと、SNKブランド40周年を記念して2018年に発売した「NEOGEO mini」や、2019年発売のゲーム内蔵アーケードスティック「NEOGEO Arcade Stick Pro」が記憶に新しい。いずれも『ザ・キング・オブ・ファイターズ』や『餓狼伝説』『サムライスピリッツ』シリーズなど、NEOGEOの人気タイトルを多数収録している。
またSNKは、NEOGEO miniはアーケード筐体風で液晶モニタ搭載、NEOGEO Arcade Stick Proはアーケードスティックが本体を兼ねるという、任天堂のいわゆるミニファミコンから続くミニコンソールの流れに添いながらも、独自の路線を貫いてきた。今回予告された新ゲーム機も、意外な形で登場するかもしれない。
ちなみにSNKおよびNEOGEOの関連製品としては、株式会社玩拓から「SNK NEOGEO MVSX」が発表されている。こちらはミニコンソールではなく、より本格的な筐体を採用したホームアーケード機で、NEOGEOタイトルを多数収録。2021年1月31日に、5万4780円で発売予定となっている(関連記事)。