『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』戦闘にフォーカスした最新映像公開。スピード感の増したニーアと、飛び交うイクラ

スクウェア・エニックスは12月11日、『NieR Replicant ver.1.22474487139…(ニーア レプリカント ver.1.22474487139…)』の最新映像を「The Game Awards 2020」内にて公開した。

スクウェア・エニックスは12月11日、『NieR Replicant ver.1.22474487139…(ニーア レプリカント ver.1.22474487139…)』の最新映像を「The Game Awards 2020」内にて公開した。放送内では、主にニーアを操作して敵と戦っているゲームプレイが映されている。9月の放送内で公開された情報に続いて、改めて本作のアクションがスピード感あるものに仕上がっている様子が確認できた。

『NieR Replicant ver.1.22474487139…』は、2010年にPlayStation 3用に発売された『NieR Replicant』をベースとした、アクションRPGだ。主人公のニーアは、病弱な妹のヨナと辺境の村で暮らす少年。彼は、唯一の肉親である妹を大切にしており、村を収める双子の姉妹・デボルとポポルから仕事を請け負って生活を贈っていた。しかし、ある日妹のヨナが失踪。ヨナを探して村を出たニーアは、謎の喋る書物・白の書と出会い、不治の病「黒文病」にかかったヨナを救うために、封印されし言葉を求めて滅びゆく世界を巡ることになる。

左半身がマモノに憑かれている女性カイネ、洋館で暮らす少年エミールなども登場。ルートによっては、『NieR:Automata』に繋がる物語も描かれる。なお、本作はリマスターではなく、ヨコオタロウ氏がディレクターを務めた『NieR Replicant』をベースとしたバージョンアップ作品。Xbox 360用として発売された『NieR Gestalt』は、『NieR Replicant』と一部の設定が異なる作品だ。


今回公開されたTGAトレーラーでは、本作の戦闘にフォーカスした約1分間の映像が公開された。昼の草原や砂漠で、鎧を身に纏ったマモノなどと戦うニーアの姿が映されている。オリジナルの『NieR Replicant』からアクションのスピード感が増しており、よりスピーディーで激しい攻防が繰り広げられるのだろう。また動画の後半では、密度の高い赤い弾幕や2体の鎧をまとったボスも登場。ニーアらしさを残しつつ、アクション性が高められているのだろう。

なお、今回の映像はPC版のビルドで撮影されたもの。公式Twitterによると、本作はコンソール版も含め、ゲームプレイ部分は60fpsでの動作を予定しているという。

『NieR Replicant ver.1.22474487139…』は、トイロジックが開発を担当し、2021年4月22日にPlayStation 4/Xbox One、4月24日にSteamにて発売予定。通常版は税込8580円。パッケージ版には、スチールブックケースなど一部店舗特典が付属するほか、ダウンロード版を予約するとミニサウンドトラックが付属する。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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