『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』PlayStation 5向けに2021年3月2日発売へ。海外版をベースにした次世代機版

セガは12月8日、情報番組「龍が如く15周年 記念特番」内にて、『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』を発表した。

セガは12月8日、情報番組「龍が如く15周年 記念特番」内にて、『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5で、発売日は2021年3月2日。『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』は、『龍が如く7 光と闇の行方』の海外版『Yakuza: Like a Dragon』を国内向けにアレンジしたもの。ハードがPlayStation 5になったことで、フレームレートの改善や解像度の向上、ロード時間の短縮などが行われており、より快適に同作を遊べるようになっているという。また、海外向けに収録された英語ボイスへの切り替えにも対応している。詳細は追って追記する。

ベースとなる『龍が如く7 光と闇の行方』は、2020年1月16日にPlayStation 4用として発売された、社会の闇と人の情を描いたドラマティックRPGである。本作の主人公である春日一番は、ソープで生まれ育った元荒川組の構成員。18年前、春日一番は東城会の三次団体である荒川組に所属していたのだが、組長の荒川真澄から他の組員の身代わりになるよう頼まれ、警察へ出頭することに。しかし、刑期を終えて出所しても、誰も出迎えには来ていない。故郷の神室町へ戻ってみると、東城会は壊滅しており、荒川真澄は近江連合と手を組んでいるという。

春日は荒川真澄の元へ向かい、事情を問いただそうとするが、18年ぶりに再会した組の親父から向けられたのは、説明ではなく銃口だった。その後、横浜に流れ着いた春日は、伊勢佐木異人町を巡る闇や事件に巻き込まれながら、事態の真相を少しずつ追いかけていく。本作では、主人公の交代と同時に、システムもこれまでのアクションからコマンド型のRPGへと変更。ハローワークでのジョブチェンジや、お金を消費して助っ人を呼ぶデリバリーヘルプなどを駆使しつつ、春日と仲間たちは戦いを繰り広げる。

画像はPS4版のもの


PlayStation 5用の『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』では、ハードが次世代機になったことにより、各種ロード時間の短縮、フレームレートの60fpsへの向上、4K解像度への対応など、オリジナルよりもゲームプレイが快適に。英語版がベースとなったことで、英語版音声も収録されている。また、PlayStation 4版では後日有償DLCとして配信されたPREMIUM NEW GAMEおよびスーパー ファイナルミレニアムタワーが、追加要素として収録。一部トロフィー項目の調整も行われているという。PlayStation 5を持っており、これから遊びたい人にとっては良い選択肢となるだろう。なお、PlayStation 4版『龍が如く7 光と闇の行方』から、『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』へのアップグレードはできないと明記されている。


『龍が如く7 光と闇の行方 インターナショナル』は、PlayStation 5向けに2021年3月2日発売予定。価格はパッケージ/ダウンロード版ともに通常版が税別5990円。ダウンロード版には、DLC「悪魔」「姉御」セットおよび敏腕従業員コンプリートセットが付属したヒーローエディション(税別6990円)、プレミアム成長ブースターセットやカラオケCDコンプリートセットなども付属するレジェンダリーヒーローエディション(税別8990円)も用意されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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