『Apex Legends』で「使用率の高いレジェンドTOP5」を開発者が明かす。勝率=ピック率とは限らない、意外な結果が明らかに

『Apex Legends』シーズン7でプレイヤーによる使用頻度が高いレジェンドトップ5が発表された。ポッドキャスト「The Third Party」にて『Apex Legends』開発者から明かされている。

Apex Legends』の開発者が、シーズン7でプレイヤーによる使用頻度が高いレジェンドトップ5を発表した。ポッドキャスト「The Third Party」にて明かされている。 

ゲームデザイナーのDaniel Zenon Klein氏が伝えたところによると、上位を占めているのは「レイス・ブラッドハウンド・ホライゾン・オクタン・ライフライン」の5名だという。このうち、レイスについてはもはや言及するまでもないだろう。同番組でも、あまりの強さに調整の難しさが語られた彼女(関連記事)。今後、暫時バランスの安定が図られていくそうだが、不動の人気は今しばらく続きそうな見込みだ。 
 

 
健闘を見せているのがホライゾンだ。新シーズンの開始と同時に追加レジェンドの使用率が急上昇するのは恒例のこと。とはいえ徐々に環境に慣れてくるにつれ、ピック率が落ち着いてくるのが通例といえる。それに反してホライゾンは、シーズン開始1か月が近づく現時点に至っても安定した人気を誇っているようだ。 

人気の秘訣はアビリティの汎用性の高さだろう。戦術アビリティのグラビティリフトは、垂直方向の移動以外にも活用法が戦闘中に使用して相手のエイムをずらしたり、扉の前に置いて侵入を防いだりといったアイデアがコミュニティで上がっている。最高高度まで上昇するとフワフワした揺れがなくなるため、高所からの撃ち下ろしにもぴったり。遮蔽物が命のワットソンやランパート使いにとっては、かなり恐ろしい相手といえる。 

アルティメットアビリティのブラックホールについては、『タイタンフォール2』のグラビティスターを意識していると若干吸引力が弱く感じる印象。単体で使ってもなかなか敵を仕留められない場合は、フラググレネードをはじめとした投げ物と併用すると効力を発揮できる。リング縮小最終段階で放り込むのもホットな使い方だ。ただし視認妨害のエフェクトもかなり強いため、味方の邪魔にならない配慮は必要だろう。 
 

 
ライフラインはパーティーにいればいつでも嬉しい存在なだけに、納得のランクイン。ブラッドハウンドは勝率こそ高くないものの、ピック率は安定した高さをキープしているという。初期は扱いにくいとの評判が強かったが、ウルトでスキャンが連発可能になる・調査ビーコンが使用可能になるなどの強化が重ねられ、すっかり定番レジェンドのひとりとなった。初心者でも選びやすくなった点が数値に影響しているのかもしれない。 

昨今の超ジャンプ削除バグ(関連記事)にもかかわらず、意外な結果を出したのがオクタンだろう。Klein氏曰く、勝利の割合は高くないが、スピーディな能力の楽しさから選ばれる比率が高いとのこと。この傾向は、勝率の高さに反してピック率が低いワットソンとは正反対といえそうだ。なお同氏が海外掲示板Redditで語ったところによれば、現在ピック率が最低クラスにあるのはワットソンとランパート。ワットソンが玄人向けキャラとしてのポジションを確立しているのに対し、ランパートのシーズン6以来の勝率の低さには開発チームも課題を感じているという(関連記事)。最新シーズンでもアビリティ設置にかかる時間が短縮されるなどの強化を受けており、徐々に改修が図られていく見込みだ。 
 

 
さまざまなレジェンドの調整が予告されており、今後も使用率ランキングは変動する見込みだ。お気に入りのレジェンドを腕を磨いていくとといいだろう。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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