PS5『Demon’s Souls』にて謎のコインが発見される。「オリジナル版にはない隠し扉」を開けるカギとなるのか、興奮のコイン集めが始まる
PS5『Demon’s Souls』にて、オリジナル版にはない新アイテムが発見された。先日には、同じくオリジナル版にはない隠し扉が発見され、コミュニティの注目を集めた(関連記事)。この新アイテムが、閉ざされた隠し扉を開けるカギを握るのではないかと、『Demon’s Souls』コミュニティを湧かせている。
アイテムの名は「Ceramic Coin」。現在確認されているアイテム入手条件は、リメイク版の新ゲームモードである「フラクチャードワールド」にて、世界傾向を白にすること。フラクチャードワールドは世界が反転するモードであり、初周クリア後に選択できる。この状態でボーレタリア王城3に向かい、以下Distortion2氏の解説動画にある木箱を壊すと、Ceramic Coinが手に入る。条件やアイテムの場所的に、普通に遊んでいるだけでは見つけることが困難なアイテムだろう。アイテム効果としては、HPを少量回復すると記載されている。
PS5『Demon’s Souls』では先日、ボーレタリア王城3にて、オリジナル版にはない隠し扉が発見された。だが肝心の扉を開ける方法がまだ見つかっておらず、コミュニティによる調査が進んでいた。扉は開けられないものの、リメイク版で追加されたフォトモードを使うことで、扉の向こうにある部屋を確認することは可能。何かしらのアイテムが落ちていることが分かっている。開発元Bluepoint Gamesは、調査をおこなっているDistortion2氏やVaatiVidya氏に向けて以下のツイートを発信。「あなたがここにいたらいいのに」と、隠し部屋の画像をホリデーカード風に送った。
隠し扉について調査していたDistortion2氏は、これまでフラクチャードワールドは関係ないと思い、調査対象としていなかった。だがMaledictus Nix氏が11月18日に投稿した動画のように、少しずつアイテムの存在が明るみに。もちろん、このコインが隠し扉と関連しているのかは不明。だが隠し扉の謎がしばらく行き詰まっていただけに、今回の発見は調査班にとって大きな希望となる。
続く11月19日には、嵐の祭祀場にいる発掘者ブライジの近くで、新たなコインが発見された。最初に発見されたコインと同じく、「フラクチャードワールド」「白傾向」という条件下で手に入る。こちらも、木箱を壊すことでアイテムが見つかる。なお同アイテムは地面にドロップすることが可能。つまり、オンラインプレイにより他のプレイヤーからコインをもらって増やせる。Distortion2氏は、なぜこの仕様になっているのか、引っかかっている様子。扉を開けるための独自アイテムだとすれば、変わった仕様だからだ。
本当に隠し扉と関連しているのか、疑問がよぎる状態ではあるが、調査を進めないことには始まらない。Distortion2氏は、ボーレタリア王城と嵐の祭祀場で1枚ずつ発見されたため、5ワールド=5コインではないかと楽観視している。本当に5枚で済むのか。今後は何枚集めればいいのか、集めて何をすればいいのかなど、新たな疑問に直面していくことだろう。
なお同リメイク版の開発を担当したBluepoint Gamesは、PS4リメイク版『ワンダと巨像』でも「オリジナル版にはないコインと隠し部屋」という組み合わせの新要素を追加していた。そちらの作品では、コインを79枚集めることで、隠し部屋と、そこにある新アイテムを獲得できた(関連記事)。そうした経緯もあって、Ceramic Coinが隠し扉を開けるカギを握るのではないかと、期待が高まっている。Distortion2氏は、新たな発見があり次第発信していくとのことだ。
【UPDATE 2020/11/20 12:20】
隠し扉がついに開かれた。扉の先にあるアイテムの第一発見者となったのは、Distortion2氏(続報記事)。