『ロストアーク』10月28日のアップデート情報が公開。アップデートに先駆け、ゴールド緩和と一部消費ゴールドの返却も発表
ゲームオンは10月21日、『ロストアーク(LOST ARK)』のアップデート情報を公式サイト内にて公開した。10月28日に行われるアップデートでは、アビスレイド「ミスティック」とGvGコンテンツ「シルマエル戦場」が実装予定だ。
本日行われたメンテナンスでは、10月28日のアップデートに先駆けてゴールドの緩和が行われている。『ロストアーク』では、オープンサービス開始以降にゲーム内経済のデフレが生じていた。まず、本作のユーザー間取引や装備の再錬(強化)などでは、ゴールドを消費する。ゴールドがシステムに対して支払われる以上、システム側から新しくゴールドが産出されなければゴールドの流通量は減っていくが、ゲーム内での入手手段はとぼしく、流通量自体も少ないために、先週までゴールド価格が高い状態に陥っていた。
10月14日のメンテナンスでは、「リリース1か月記念GOLDBOX」および「CM300万再生達成記念BOX」が配布され、プレイヤーに直接ゴールドが供給されたことで一時的にゴールド価格は低下していたが、本日行われたメンテナンスではゴールドの供給量の追加と、消費の軽減が実施されている。
具体的には、アビスダンジョン「魔獣の谷」「死霊使いの根源」および「プロキオンの羅針盤」冒険島で行われる協同クエストでのゴールド報酬の約80%増加。ティア1装備の再錬時に必要なゴールド費用の45%減少、遠征隊領地の研究で消費するゴールドの約40%減少も実施された。ゲーム内を確認してみると、元々20ゴールドだったティア1防具の再錬費用が11ゴールドに、武器の再錬費用が16ゴールドに低下している。パッチノートによれば、これまで装備再錬および遠征隊領地での研究に消費されたゴールドは、仕様調整後との差分を算出し、10月28日のメンテナンス時に配布される見通しだ。また、エポナ依頼”週間遠征隊任務”でのエポナの証獲得量も、80%増加されている。
10月28日のメンテナンスでは、ロードマップとして公開されていたとおり、アビスレイド「ミスティック」およびGvGコンテンツ「シルマエル戦場」がゲーム内へ実装される。アビスレイドは、装備Lv370以上のプレイヤーが参加可能な、8人でレイドボスへ挑戦するコンテンツだ。レイドボスに挑むコンテンツとしてはガーディアンレイドも存在するものの、アビスレイドはガーディアンレイドよりもさらに難易度の高いコンテンツ。10月28日のアップデートではかつてアークの運び手と呼ばれた守護獣”ミスティック”が登場予定。報酬には、堕落した熱望シリーズのアクセサリやアビス装備製作NPC用の素材、レジェンドアビリティストーン、レジェンドカードなどが用意されている。
「シルマエル戦場」は、ギルド同士で対戦するギルド参加型コンテンツだ。今回のアップデートで登場するのは、ギルド同士で直接対戦する”ギルド対戦”と、ギルドメンバーで協力してボスを討伐する”討伐戦”の2種類。シルマエル戦場の詳細については、アップデート日に向けて順次公開予定とされている。
また10月22日21時からは、Youtubeにて「10月アップデート情報先行公開!【Pmangのゲムづめ!#31】」の放送が予定されており、本作の運営プロデューサー嶋田真人氏を含む出演者が、アビスレイド”ミスティック”に挑戦するほか、アップデートの詳細も発表されるのだろう。
『ロストアーク』は、ゲームオンからPC向けに配信中だ。