『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』体験版が配信開始。音楽を通じてKHシリーズを振り返る旅
スクウェア・エニックスは10月15日、『キングダム ハーツ』シリーズの楽曲を使用したリズムアクションゲーム『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』の体験版の配信を開始した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox One。体験版は、各ストアからダウンロードが可能だ。製品版の発売日は11月11日を予定している。
『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』は、ディズニー楽曲を含む『キングダム ハーツ』シリーズの楽曲を使ったリズムアクションゲーム。シリーズに登場するさまざまなワールドやキャラクターが登場し、音楽を通じて『キングダム ハーツ』の世界を楽しむことができる。
プレイアブルキャラクターとして、シリーズから多数のキャラクターが登場し、ゲストキャラクターとしてディズニーのキャラクターたちも登場する。収録楽曲は140曲以上の大ボリュームだ。
ゲームモードは、シングルプレイ用として、ストーリーを楽しむ「ワールドトリップ」、ストーリーで解放した楽曲を自由に遊べる「ミュージックセレクト」。複数人プレイ用としては、オンライン対戦やフレンドとのローカル対戦をおこなう「バーサスモード」や、ローカル2人プレイ専用の「ダブルプレイモード」などがある。なお、Nintendo Switch版に限り、ローカル通信を使って最大8人で対戦できる「フレンドバトルロイヤル」が搭載される。
体験版で遊ぶことができるゲームモードは、1人用の「ミュージックセレクト」と、2人用の「ダブルプレイモード」で、楽曲は計6曲。「ミュージックセレクト」で遊べる楽曲は、『キングダム ハーツ』より、「Welcome to Wonderland」と「Hand in Hand」、『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』より「The Rustling Forest」、『キングダム ハーツ0.2 バース バイ スリープ -フラグメンタリー パッセージ-』より「Wave of Darkness I」の4曲。「ダブルプレイモード」では、『キングダム ハーツ II』より「Sinister Shadows」、『キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]』より、「All for One」の2曲だ。
体験版の「ミュージックセレクト」モードでは、「フィールドバトル」と呼ばれるステージ形式がプレイ可能。「フィールドバトル」は、五線譜のようなステージを3人1組のキャラクターたちが走り、楽曲のリズムに合わせて攻撃したりアビリティを使用したりしてエネミーを倒していくというステージ形式だ。
操作としては、大まかに分けて攻撃・ジャンプ・アビリティの3つのアクションをリズムに合わせておこなう。おこなったアクションがリズムに合っているほど評価が高くなる。高評価から順に、EXCELLENT(虹色)、EXCELLENT(黄色)、GOOD、MISS。最低評価のMISSで攻撃ができなかった場合、画面右下に表示される操作パーティーのHPが減少。楽曲が終了するまでHPが残っていればクリアとなる。
攻撃は、エネミーの位置や数によって変える必要がある。位置の違いとしては、地上から攻撃が届くタイプと、空中攻撃でのみ攻撃可能なタイプがいる。地上エネミーには通常攻撃、空中エネミーにはジャンプをしてから攻撃する。空中エネミーへの攻撃は、地上エネミーと同じく曲のリズムに合わせて攻撃しなければならないため、合わせたい拍よりも少し前にジャンプしよう。
宙に浮いていても地上から攻撃が届くエネミーについては、地上エネミー扱いとなる。空中エネミーの手前にはジャンプを促すガイドが表示されるので、ガイドの有無をよく見て判断することが重要だ。また、エネミーに数字が表示されている場合は、表示されている回数の攻撃を当てることで倒すことができる。
数の違いとしては、「同じ拍にどのくらいのエネミーがいるか」によって操作方法が変わる。エネミー配置は横並びに最大3体。数が多いほど、操作ボタン数が増えるのだ。
体験版のデフォルト設定では、3か所に割り当てられた「攻撃ボタン」(PlayStation 4では○/L/Rボタン、Nintendo SwitchではA/L/Rボタン、Xbox OneではA/LB/RBボタン)のいずれかを押すことで攻撃が繰り出される。
五線譜の上には操作キャラクター3人が並走しており、エネミーが1体の場合は、攻撃ボタンのいずれかひとつを押すとエネミーの一番近くにいるキャラクターが攻撃。エネミーが横並びに2体の場合は、攻撃ボタンのうち2つを、3体の場合は3つの攻撃ボタンを同時押しすることで、押したボタン数と同じ人数のキャラクターたちがエネミーを攻撃することができる。
ジャンプは、エネミーが繰り出す間接攻撃の回避や、空中攻撃の準備として行う。ジャンプボタンを長押しするとシリーズでおなじみの「グライド」のアクションとなり、宙を浮いたまま移動することが可能となる。ステージに「宙に浮いた音符マーク」が出てきた場合は、グライドを使って音符を取得しよう。
アビリティは、特定のエネミーに対して特殊な攻撃をする際などにおこなう。状況に応じて、「サンダガ」「ラストアルカナム」といった、シリーズに登場するさまざまな魔法や技で敵を倒すことができる。
また、製品版では、楽曲自体の難易度とは別にプレイスタイルが3つ用意されるという。通常スタイルだけでなく、「ワンボタンスタイル」ですべてのアクションをひとつのボタンに集約させたり、「パフォーマースタイル」で操作の難易度を上げてプレイすることも可能なようだ。
体験版で遊べるもうひとつのモード「ダブルプレイモード」は、2人協力プレイが楽しめる。1Pプレイヤーはソラ、2Pプレイヤーはリクとしてプレイ。五線譜を左右に分けて、左半分の譜面を1Pプレイヤーが、右半分の譜面を2Pプレイヤーが担当する。
ダブルプレイモード中は、HPが0になるとペナルティとしてスコアが減少。楽曲終了時の2人の合計スコアが最終スコアとして記録される。なお、体験版のダブルプレイモードの譜面では、アビリティとして「フレンドケアルガ」という回復魔法が確認できた。MISSを繰り返してHPが減ってしまった場合でも、回復する手段もあるようだ。
『キングダム ハーツ メロディ オブ メモリー』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox One向けに11月11日発売だ。