「Steamゲームフェスティバル・オータムエディション」開催。さまざまなゲームの体験版が公開中
Steamにて、「Steamゲームフェスティバル・オータムエディション」が開催中だ。Steamゲームフェスティバルは、オフラインイベントに足を運べないプレイヤーにも、オンラインを通してイベントの恩恵を届けるために実施された「The Game Festival」をベースに開催されているデジタルゲームイベント。第4回となるオータムエディションでは、日本時間で10月14日3時までの期間中、特設ページか各作品のストアぺージから、参加作品の体験版がプレイできる。公開済みだったものも含め数百の体験版がジャンルごとにわけて公開されており、その中からいくつかピックアップして紹介しよう。
『常世ノ塔』は、サーバー上に24時間ごとに生成される不思議な塔へ挑む、ローグライト2Dアクションゲームだ。さまざまな効果を持ったアイテムを入手してキャラクターを強化しつつ、クールタイムごとに使用できるスキルを使って、塔へ挑戦。開発者のさえばし氏が構築した可愛らしいデザインの世界や、他のプレイヤーと共通の24時間限定の塔へ挑み、塔内に残された墓やメッセージが見れることも本作の魅力だろう。
今回公開されている体験版では、メイド少年ココアを操作して、操作を反転させてくるサキュバスやボス、道中に登場するカフェ、天使と悪魔の選択など、本作の序盤がプレイできる。また、ゲーム内の拠点からデータを読み込むと、着せ替えMod機能も体験可能。Modフォルダ(TOKOYO NO TOU demo_Data\StreamingAssets\Mod)にあるデータを書き換えると、キャラクターをゲーム内へ登場させられるようだ。
『Strobophagia』は、サイケデリックな森の中からの脱出を目指す、レイヴサバイバルホラーゲームである。主人公は、ヘッドレス・レイヴ・フェスティバルへ参加しようと森の中へやってきた人物。しかし、森の中では奇妙な儀式も行われており、イベントの主催者は参加者の命を入場料として頂戴すると発表。オカルトとEDMが蔓延する森の中から、主人公は脱出しようと足掻くことになる。体験版では、スマートフォンを使って進んでいくシステムや、オカルトとレイヴを組み合わせた奇抜な世界観が確認可能だ。本作は10月29日にリリース予定。日本語には対応していない。
『Kine』は、楽譜を目指してキューブ状の楽器を操作するパズルゲームだ。主人公は、ブレイクを目指してバンドを組んだ個性的な3人の楽器たち。キューブ状の彼らには、管が前後するなどの楽器らしい個性や、重心が地面に付くように移動しなければならない性質があり、短めのステージを一つずつクリアしていく。体験版をプレイしてみたところ、一見シンプルなパズルに見えるが、楽器たちの持つ性質が独特で、1マス先に移動するだけでも難しい。ジャズミュージックとともに楽器たちが織り成す物語と、手応えのあるパズルが期待できそうであった。本作は日本語に対応しており、2020年10月20日にリリース予定だ。
そのほか、中古ダンジョン内で起こっていた殺人事件の解決を目指すダンジョン農地化ローグライクRPG『くちなしアンプル』、『Goat Simulator』の製作陣が贈る老人が暴れまわるゲーム『Just Die Already』、一人の騎士が神々と対峙する超高難易度見下ろしアクション『Eldest Souls』、パルチザンとしてドイツ侵略軍へゲリラ戦を展開するリアルタイム戦略ゲーム『Partisans 1941』、ふくよかな魔法少女が猫カフェを経営するシミュレーションゲーム『Calico』などの大量の体験版も公開中。「Steamゲームフェスティバル・オータムエディション」にアクセスしてみよう。