映画「モンスターハンター」ティザー映像公開。ミラ・ジョヴォヴィッチが現代兵器でディアブロスに立ち向かう
ソニー・ピクチャーズは10月4日、映画「モンスターハンター」のティザー映像を公開した。
本作は、映画「バイオハザード」シリーズを手がけたポール・W・S・アンダーソン監督が、ふたたびカプコンとタッグを組む作品だ。主人公には、同シリーズに引き続きミラ・ジョヴォヴィッチを起用。そのほかトニー・ジャーやロン・パールマン、ディエゴ・ボネータなどの名優たちも名を連ね、さらに日本からは山崎紘菜さんが出演する。
映画「モンスターハンター」にてミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアルテミスは、自ら率いるエリート部隊と共に砂漠での偵察任務に就いていたところ、突如起こった超巨大な砂嵐に巻き込まれてしまう。そして目を覚ますと、彼女らは我々の世界の裏側にあるまったく異なる世界にいた。今回公開されたティザー映像は、その砂嵐に巻き込まれた直後のシーンだと思われる。砂漠の真ん中でアルテミスらエリート部隊は、ディアブロスに遭遇し銃で応戦している。
『モンスターハンター』のモンスターに現代的な装備で立ち向かうという意外な取り合わせが描かれているが、本作の概要によると、この世界に生息するモンスターにはそうした兵器は役に立たないという。やがてアルテミスは、強大なモンスターと渡り合う術を持つハンターたちと出会うことに。以下の場面写真では、アルテミスは『モンスターハンター:ワールド』にも登場したスリンガーを装備するなど、この世界での戦い方に適応していることがうかがえる。そしてアルテミスはハンターと共に、世界を破壊するほどの大きな脅威に立ち向かうこととなる。
本作の監督ポール・W・S・アンダーソン氏は、『モンスターハンター』シリーズがまだ海外ではあまり知られていなかった頃からプレイし続けている大ファンだそうだ。そして自身の情熱を基にしたプロジェクトとして、2009年頃にはカプコンと映画化に向けた交渉を始めていたという(/Film)。映画「バイオハザード」シリーズでは累計興行収入200億円を突破しており、本作はこれに続くヒットを記録することとなるのか、また『モンスターハンター』の世界観をどのように描くのか注目される。
映画「モンスターハンター」は、2021年公開予定だ。