マリオ35人が争う『スーパーマリオブラザーズ 35』Nintendo Switch Online加入者向けに期間限定配信開始。平行世界からやってくる、顔色の悪い敵キャラたち

マリオ35人が争う『スーパーマリオブラザーズ 35』Nintendo Switch Online加入者向けに期間限定配信開始。平行世界からやってくる、顔色の悪い敵キャラたち。『スーパーマリオブラザーズ 35』は2021年3月31日までプレイ可能。

任天堂は10月1日、『SUPER MARIO BROS. 35(スーパーマリオブラザーズ 35)』の配信を開始した。対応プラットフォームはNintendo Switch。NintendoSwitchOnlineの加入者なら、無料でダウンロードしてプレイできる。また、本作は『スーパーマリオブラザーズ』35周年特別タイトルであり、プレイできる期間は2021年3月31日までだ。

https://youtu.be/UoKmDlCqgzg

『SUPER MARIO BROS. 35』は、35人でバトルロイヤルを繰り広げる2Dアクションゲームである。ベースになっているのは往年の名作『スーパーマリオブラザーズ』であり、基本的なステージ内の構成やマリオのアクション、敵の挙動などは『スーパーマリオブラザーズ』と似ている。しかし、本作では平行世界に35人のマリオが同時に存在し、ステージクリアを目指す代わりに最後の1人になるまで熾烈な生存競争を繰り広げる。


敵との接触や奈落の底への落下によりミスをしてしまうか、持ち時間がなくなってしまうと脱落に。コインを集めても残機が増えない代わりに、20コインでランダムなアイテムがアイテムルーレットから一つ入手できる。また、ステージ中に存在する敵を倒すと、顔色の悪いクリボーやノコノコなどが相手の世界に出現。本来そのステージにいないはずのゲッソーやクッパが送られてきたり、大量のクリボーが並んでいたりなど、原作では見られなかったカオスな光景が展開される。持ち時間は敵を倒すと増える仕組みになっており、敵関連の仕様によって原作とは異なる新しい魅力が本作には備わっている。そのほか、ステージ間の繋がりが本来とは異なることや、『テトリス99』でも見られた4つの作戦による駆け引き、コースを練習できる「コースれんしゅう」やパワーアップアイテムの持ち込みなども本作の特徴だろう。


本作を開発したのは、格闘ゲーム『ファイティングEXレイヤー』や『テトリス9
9』を手がけた国内のゲーム開発会社アリカ。『SUPER MARIO BROS. 35』は、Nintendo Switch Online加入者向けタイトルとして、2021年3月31日までの期間限定でプレイ可能だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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