『ニーア レプリカント ver.1.22474487139…』PS4/Xbox One向けに2021年4月22日、Steam版が4月24日発売へ。滅びゆく世界で描かれる、兄と妹の物語

スクウェア・エニックスは9月24日、情報番組「ニーアTGS2020特番 まぁまぁ新情報がありまスペシャル」内にて『NieR Replicant ver.1.22474487139…(ニーア レプリカント ver.1.22474487139…)』を2021年4月22日(Steam版4月24日)に発売すると発表した。

スクウェア・エニックスは9月24日、情報番組「ニーアTGS2020特番 まぁまぁ新情報がありまスペシャル」内にて『NieR Replicant ver.1.22474487139…』を2021年4月22日(Steam版4月24日)に発売すると発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/PC(Steam)。11周年の時期に発売されることとなる。価格は通常版が税込8580円。限定版のWhite Snow Editionは、税込1万9800円。比率を再現した結果重くなったという白の書/黒の書/真紅の書のピンバッジ、7冊の日本語音声収録台本セット、2枚組のサウンドトラックCDが付属する。またスクウェア・エニックスe-STOREでは、予約受付が開始されている。

放送内には、ヨコオタロウ氏、齊藤陽介氏といったニーアシリーズの放送ではお馴染みの顔ぶれにくわえて、本作のディレクター伊藤佐樹氏が登場。開発中のPC版を使用したゲームプレイが少しだけ公開された。


公開ゲームプレイでは、日の当たるところに本来魔物は出られないため、デバッグメニューを利用して魔物を召喚。 『NieR Replicant』らしさのある魔物を相手に、スピードの増したアクションが披露された。伊藤氏は、本作のアクションについて「原作と比べて魔法と武器攻撃を複雑に織り交ぜてさらに気持ちよくばしばし戦えるようになっている」とコメント。動画を見る限りでは、黒の書のチャージが移動中もできるようになっているなど、確かにオリジナル版よりもアクション性が高まっていそうだった。また、伊藤氏も10年前に原作を楽しんだ一人であり、当時感じた冒険の楽しさや心を抉られるような、当時感じたものが色褪せず、伊藤氏自身が楽しめるような感じでチューンアップが進められているという。


『NieR Replicant ver.1.22474487139…』は、2010年にPlayStation 3用ソフトとして発売された『NieR Replicant』をベースとしたアクションRPGである。本作の舞台は、遠い未来の世界。主人公のニーアは、妹のヨナとともに辺境の村で暮らす少年。村を治める双子の姉妹・デボルとポポルから仕事を請け負い、兄妹は生活を送っていたのだが、ヨナが体表に黒い文字が現れる死の病、黒文病にかかってしまう。少年は妹を救うため、白の書とともに封印されし言葉を探し、滅びゆく世界を巡る。『NieR:Automata』につながる物語が描かれることも、本作の特徴だろう。なお、Xbox 360向けとして同日に発売された『NieR Gestalt』は、ニーアとヨナの関係性が父と娘になっているなど、基本的に同じ内容であるものの一部の設定が異なる。

『NieR Replicant ver.1.22474487139…』は、『NieR Replicant』のリマスターではなくバージョンアップ版。開発はトイロジックが担当し、プラチナゲームズの田浦貴久氏も開発に参加している。


NieR Replicant ver.1.22474487139…』は、PlayStation 4/Xbox One版が2021年4月22日、Steam版が2021年4月24日に発売予定。 通常版が税込8580円で販売されるほか、豪華な特典の付属するWhite Snow Editionが税込1万9800円で販売される。9月26日22時からは、「ニーア関係者トークほとんど新情報はないでスペシャル」も放送予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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