『スマブラSP』にミェンミェン参戦。『ARMS』からの女性ファイター、トリッキーな腕で戦う

任天堂は6月22日、「ARMSファイター"のつかいかた」を放送。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に『ARMS』よりミェンミェンが参戦すると発表した。

任天堂は6月22日、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の新ファイターを紹介する番組「”ARMSファイター”のつかいかた」を放送した。『ARMS』から参戦する『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』第6弾DLCファイターであるラーメン屋の看板娘「ミェンミェン」は、2020年6月30日に配信予定となっている。プロデューサーからの推薦や、プレイヤーからの人気を理由に、彼女が参戦キャラクターに決まったそうだ。

https://youtu.be/Rcw_XujvHmU

ミェンミェンは、伸びる腕を使って戦うかなり変わった戦法のなファイターだ。スマッシュ攻撃で左腕、必殺技で右腕を伸ばすことができ、腕を伸ばしながら歩いたりジャンプをしつつ相手と戦う。長距離から相手を殴れるため重量級の相手は得意だが、接近戦は苦手。腕を使った攻撃は、少し飛んでいるだけで避けられ、シールドやジャストガードをされても大きな隙を晒してしまうため、俊敏な相手には苦戦を強いられる。立ち回りでは、接近戦を避けるために間合い管理や対空が重要になるのだろう。

下必殺技には腕を切り替える技を搭載。すばやく牽制向けで、リングにも攻撃判定があるホットリング。遅く短いが、威力は高いメガボルト。スタンダードな性能で、ボタンを押し続けると追加でレーザーがでるドラゴン、切り替えられるのは3種類で、どんな時でも操作可能なら腕は切り替えられるそうだ。上必殺技には、上に向かって飛び上がるアームジャンプが搭載されている。上昇時に無敵があるほか、長く押すと長時間飛び、相手から逃げるような使い方を想定しているそうだ。

また、上必殺技を空中で使うとアームフックに変化。攻撃にはあまり使えないが、崖を掴む復帰技として使用できる。腕を伸ばした攻撃以外に、足を使ったキックも可能。Aを短く押したり、上下の強攻撃などにキックは用意されており、サマーソルトキックには飛び道具を弾き返す性質もあるそうだ。


新ファイター以外に、ステージやMiiファイターコスチュームの追加も発表された。新ステージとしては、さまざまなアームズファイターが電光掲示板に映しだされるアームズスタジアムが追加される。ジャンプ台やステージ上部の梁が特徴で、アイテムonだとアイテムヘリがアイテムを運んでくることがあるという。また追加のMiiファイターコスチュームとして、『ARMS』のキャラクターや『鉄拳』シリーズの平八、『 スプラトゥーン』からアオリとホタル、『Fallout』からVaultボーイが登場。各81円で販売される。


なお、今回の「”ARMSファイター”のつかいかた」では、発表されていたとおり桜井政博氏の自宅で撮影した動画が放送された。新型コロナウイルスの影響により、スタジオで集まって収録することはできないため、どうしようかと思案していたところ、任天堂から同氏の元へ撮影キットが到着し、自宅で動画の撮影がおこなわれた。なお、桜井政博氏の自宅には、大きなモニターが2台並んで設置されており、お客さんが来た時には同じゲームを同時に走らせて競ったりしているという。

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の追加ファイターミェンミェンは、6月30日配信予定だ。ミェンミェなど6体の追加ファイターが手に入る「ファイターパス Vol. 2」は、税込3300円で販売中。単体購入の場合だと、560円となる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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