“日曜朝アニメ風”2Dアクションゲーム『ココロクローバー パート1』Steamにて7月4日配信へ。精霊使いの少女が行く、楽しげな冒険
個人開発者のひこてる氏は6月21日、『ココロクローバー パート1』を7月4日に配信すると発表した。対応プラットフォームはSteam。本作はカジュアルに遊べることと、「日曜日の朝アニメ」風をテーマに開発されている。
『ココロクローバー パート1』は、女の子が変身したり、ダンスを踊りながら冒険する2Dアクションゲームだ。主人公のトレフィは、冒険に憧れている女の子。おじいさんに向かって、旅に出たいと繰り返す日々を送っていたのだが、ある日不思議なクローバーを発見。精霊たちとともに冒険のたびに出ることになる。
トレフィが旅する世界には、スライムなどのモンスターたちが待ち構えており、彼女の行く手を阻む。トレフィは、仲間の精霊や倒したボスモンスターを召喚するアシストや、ジャンプやショットといったアクションが可能。また精霊の力を借りて変身すると、髪や衣装の色と同時に属性が変化。属性には相性が設定されており、ボスの弱点にあわせて違う属性に変身したりなど、精霊の力を借りて冒険を進めていくことになるのだろう。フィールド上ではいつでも楽しくダンスを踊れるほか、ステージにはシールの入った宝箱が隠されており、シールをコレクションする要素も用意されている。
本作の特徴は、日曜日の朝に放送されているアニメのような表現だ。画面左上に設置された朝7時を示す表示、ドットでかわいらしく描かれたトレフィーやモンスターたち、変身やダンスなどの要素も含め、子供でも楽しめるアニメ風の楽しげな雰囲気に作品がまとめられている。Steamストアページに公開されている動画では、いかにもオープニングにありそうな描写の数々にくわえ、第1話のタイトル画面まで用意されていて、キッズコンテンツに対するこだわりが伝わってくるようだ。
ゲームモードには、TVアニメ1本分を意識した物語が展開されるストーリーモード、ステージ最奥でボスが待ち受けるチャレンジモード、キャラクターやモンスターのドット絵や解説が見れるライブラリ、合言葉によって特殊なアシストやダンスが解放できるモードを搭載。ステージ選択型のシステムが採用されており、ストーリーモードではチュートリアルマップやボスバトルも選べ、ボスラッシュモードも用意されているそうだ。
『ココロクローバー パート1』を開発しているのは、ゲームデザインとキッズコンテンツが好きだという個人開発者のひこてる氏だ。「アクションゲームツクールMV」を使い、2018年9月頃から開発をスタート。また、メインテーマ曲はInternet Chiptune Manを自称するしのりゅー氏が担当している。『ココロクローバー パート1』は、Steamにて7月4日配信開始予定だ。