宇宙船管理ストラテジー『Space Crew』発表、9月配信へ。船員に指示を与えてハラハラ船と地球防衛
Curve Digitalは6月14日、デジタルゲームイベント「Future Games Show 2020」内にて『Space Crew』を正式発表した。対応プラットフォームは、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Swich/Steam。Steamストアページによると、日本語対応予定。2020年9月に、19.99ドルで配信予定となっている。また、6月17日から開催される「Steam Game Festival」でデモ版が公開予定だ。
『Space Crew』は、クルーたちを率いて宇宙の彼方へ出撃する、宇宙生存戦略シミュレーションゲームである。舞台となるのは、人類が宇宙へ進出したSF世界。この世界では、発達した技術により高度な宇宙航行技術を獲得した一方、謎の地球外生命体ファスミドにより地球が狙われており、人類は危機に瀕していた。驚異に対抗するべく人類は「United Defense Force」、略称U.D.Fを結成。プレイヤーは、U.D.Fの一員として、地球を防衛するために戦うことになる。
宇宙空間での戦闘は苛烈で、飛び交う弾丸によりシールドは摩耗し、1秒ごとに死が迫ってくる。敵の攻撃でアーマーが剥がれ落ち、エンジンが燃え盛り、航行不能に陥ることもあるだろう。プレイヤーは、敵船の攻撃に対し、指示待ちのクルーたちへ逐次指示を出して対抗。彼らのアビリティや資源を活用して、地球外生命の偵察や賞金稼ぎと渡り合い、なんとか生き残っていく。
また、クルーにとって有害な放射線やブラックホール、不安定なアステロイド・フィールドなども存在し、宇宙空間自体も脅威になるそうだ。武器/アーマー/エンジン/脱出ポッドといった宇宙船の装備群がカスタマイズできるほか、肌の色を緑色にしたり、装備品を持たせたりといったクルーのカスタムにも対応している。
本作を開発しているのは、イギリスのインディーゲームスタジオRunner Duckだ。大手ゲーム会社に勤務していたという2人組のスタジオで、WW2爆撃機管理シミュレーションゲーム『Bomber Crew』を2017年にリリースし、Steamレビューでは「非常に好評」を獲得している。また、ストアページによると本作は『Bomber Crew』の続編にあたり、どこかシュールなグラフィックを含め、世界観以外にはかなりの共通点が見られる。前作の特徴であった、忙しいゲームプレイも受け継がれていることだろう。『Space Crew』は、PlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch/Steam向けとして、2020年9月に配信予定だ。