「リゼロ」のゲーム化作品『Re:ゼロから始める異世界生活 偽りの王選候補』発表。PS4/Switch/Steam向けに今冬発売される、死に戻りタクティカルADV
スパイク・チュンソフトは5月29日、タクティカルアドベンチャーゲーム『Re:ゼロから始める異世界生活 偽りの王選候補』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/Steamで、今冬発売予定。発表に合わせて、ティザーサイトも公開されている。
『Re:ゼロから始める異世界生活 偽りの王選候補』は、テレビアニメ版「Re:ゼロから始める異世界生活(以下、リゼロ)」シーズン1のストーリーをベースに、オリジナルのストーリーが描かれるアドベンチャー作品だ。舞台になるのは、主人公ナツキ・スバルが異世界に転生してから約1か月後。本作では次代の王を決める王選が、本来存在しないはずの6人目の候補者が現れたために延期。6人の王戦候補の中から偽物探しが始まり、本作のヒロインで王戦候補の1人であるエミリアへ疑惑の目が向けられたり、暗殺や裏切りが発生したりと、思いもよらぬ展開が描かれていくという。本作のストーリーは、原作者の長月達平氏が完全監修しており、キャラクターイラストは原作のイラストを担当する大塚真一郎氏が描き下ろしている。
公開されているスクリーンショットでは、スバルがエミリアやレム、リンガを手に持った王都の商人と会話するシーンや、デフォルメされたキャラクターたちが森や屋敷の中に居る姿が確認できる。また、ゲームシステムでは、原作同様スバルの「死に戻り」が重要な要素となり、偽の王選候補を巡るもしもの物語が紡がれるそうだ。
「リゼロ」は、長月達平氏が小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年に連載を開始し、2014年にKADOKAWAのライトノベルレーベルMF文庫から1巻が刊行されたファンタジー小説である。主人公は、元々現代日本で生きる高校生だったが、コンビニでの買い物の帰りにファンタジー世界へ招かれたナツキ・スバル。異世界召喚後、命の危機を少女に救われたことをきっかけに、死に戻りの能力を使った物語が幕を開ける。2016年にはテレビアニメ化を果たし、劇場では新作アニメも上映。2020年7月からはTVアニメ2期の放送も予定されている人気作品だ。『Re:ゼロから始める異世界生活偽りの 王選候補』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/Steam向けに、今冬発売予定だ。