『あつまれ どうぶつの森』の北半球と南半球では「5月にいなくなる生き物の数」が大きく違う。エリアの差異がここにも

5月も終わりに差しかかり、『あつまれ どうぶつの森』内では、島に生息する生き物のラインナップがまた入れ替わりを迎えることになる。そして興味深いことに、どうやら北半球と南半球では、その数が大きく異なっているようだ。

5月も終わりに差しかかり、『あつまれ どうぶつの森』内では、島に生息する生き物のラインナップがまた入れ替わりを迎えることになる。そして興味深いことに、どうやら北半球と南半球では、その数が大きく異なっている。ゲーム選択時に選べる北半球と南半球であるが、その違いが月の変わり目になり改めてはっきりと出ているようだ。5月末でいなくなる生き物については、北半球・南半球エリアそれぞれ下記のとおりだ。

・5月末でいなくなる昆虫(図鑑No順に記載)
【北半球】オケラ
【南半球】オオカバマダラ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、イナゴ、コオロギ、カマキリ、ハナカマキリ、バイオリンムシ、ナナフシ、ノミ

・5月末でいなくなる魚(図鑑No順に記載)
【北半球】ドジョウ、ゴールデントラウト、リュウグウノツカイ
【南半球】ヤマメ、オオイワナ、ゴールデントラウト、シャンハイガニ、グッピー、ネオンテトラ、タツノオトシゴ、ミノカサゴ、イシダイ、エイ

このように、北半球では昆虫1種・魚3種の計4種類、一方の南半球では昆虫10種・魚10種の計20種もの生き物が5月末を境に姿を隠すことになる。北半球では生態系はあまり変化なく、南半球では大きな入れ替わりあり。その差は16とかなり大きい。北半球・南半球のエリアごとに、なぜ出現しなくなる生き物の数に差異が出るのだろうか。

差異の要因は以前弊誌でも伝えたように、エリアごとの四季の変化の違いによるものだ(関連記事)。北半球が「春」なら南半球が「秋」と季節が6か月違い、つまり真逆になる。エリア選択による差異ではないため、6か月後の11月末、秋の終わりを迎える北半球でも同一のラインナップの入れ替わりが発生することになる。


5月現在、春の季節である北半球は6月(具体的には6月1日)から夏の季節を迎える。6月からは生息する生き物の種類が増え、海に5種のサメが泳ぎはじめる。また昆虫についても、モルフォチョウが再出現し、ニジイロクワガタやゴライアスオオツノハナムグリといった高額な昆虫も現れる。昆虫採集や魚釣りを金策に活用する機会も増えることだろう。一方の南半球は、6月中頃(具体的には6月10日)に秋が終わり、冬の季節を迎える。生息する生き物の種類は少なくなるが、川にはイトウやワカサギが、海にはリュウグウノツカイやクリオネなどの冬ならではの生き物が出現する。ちなみに4月にいなくなる生き物においても、北半球と南半球では大きな差があった。南半球の方が入れ替わりの数が多く、季節変化の兆しが見られていた。


季節の移り変わりによって、生き物の種類だけでなく、ゲーム内イベントのラインナップも変化する。北半球では、6月から9月の第4土曜日に虫取り大会が開催される。釣り大会と同様に、3分間で捕まえた昆虫の数に応じてポイントが貯まり、「ちょうちょのバッグ」や「おもちゃのゴキブリ」など、大会ならではの景品と交換することができる。一方の南半球では、6月11日から雪だるま作りが楽しめる。一面が雪景色で彩られる島で雪玉を転がし、雪玉を合体させると雪だるまが完成。頭部分と体部分、作った雪だるまのバランスによって評価が変わり、「カンペキ」な雪だるまを作るとレシピが貰えるようだ。この辺りはシリーズおなじみのイベントだろう。


また、エリア共通の季節イベントとして「ジューンブライド」が開催される。ジューンブライドでは、パニエルの撮影スタジオにアルパカ夫婦のリサとカイゾーが登場。撮影スタジオで二人の結婚記念写真を撮るお手伝いをすることで、ウエディングをテーマとしたアイテムを入手することができる。開催期間は6月1日から6月30日まで。

以上のように、6月から季節の移り変わりによってさまざまな変化が訪れる『あつまれ どうぶつの森』。現在の季節でやり残しがないよう、残りの島生活を満喫してほしい。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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