『Fallout 76』の2020年ロードマップが公開。新たにシーズンシステムの導入のほか、好評イベントの復刻も
『Fallout 76』の2020年のロードマップが公開された。4月14日に大型アップデート「Wastelanders」が公開された『Fallout 76』だが、今後さらなるアップデートを重ねてコンテンツを充実させていくようだ。また、『Fallout 76』は5月14日から5月18日(北米時間)までフリーウィークエンドを開催しており、期間限定で全てのコンテンツを無料で遊ぶことができる。
これまでのチャレンジシステムは一新され、新たな報酬獲得システムとしてシーズンパススタイルのシステムが実装される。シーズンパスというと有料コンテンツのイメージがあるが、『Fallout 76』のシーズンシステムはあくまでシーズンパス「スタイル」のシステムであり、誰でも無料で参加することが可能だ。もっと言うなら、パトルパスに近いシステムだろう。最初のシーズンは夏に配信されるアップデート20にて開始される予定だ。
シーズンシステムでは、プレイヤーはランクアップを重ねることで報酬を獲得していく。アップデート20ではすごろく風の盤面がテーマとなっており、ランクを上げることでマスを進むことができる。「1つレベルアップする」「パブリックイベントを完了する」などのチャレンジをこなすとS.C.O.R.E.と呼ばれるポイントが貯まり、それを集めてランクアップする仕組みだ。チャレンジは従来のものよりもシンプルに調整されており、これまであった条件の難しいチャレンジはより分かりやすいものに変更されているようだ。また、チャレンジを消化する時間がないプレイヤーや後続プレイヤー向けの救済措置として、ゲーム内通貨Atomsを使用してランクアップすることもできる。
ランクアップをするとプレイヤーアイコンやスキン、レジェンダリー証書などが報酬として獲得できる。ランクが上がるほど報酬は豪華になっていき、ランク100に到達すると「シーズン終了」バンドルが獲得できる。最初のシーズンで獲得できるバンドルはキャプテン・コスモスがテーマのアイテムたちだ。また、ランクアップにかかる時間は1~2時間ほどで、高ランクになるほど時間がかかるとのこと。Atomsによる救済はあるものの、Time to win要素の強いコンテンツと言えるだろう。シーズンは1年につき4つの開催を予定している。各シーズンは独自のテーマや報酬を用意されるため、毎回新鮮な気持ちで挑むことができるようだ。
また、これまでの期間限定イベントで好評だった「ファスナハト」「ミートウィーク」がこの夏に復刻するようだ。これらのイベントに参加できなかったプレイヤーやもう一度参加したかったプレイヤーには嬉しい知らせとなりそうだ。
夏以降の予定では、秋にはクエストラインの刷新が行われ、プレイヤーのレベルに関係なくマップの端から端までを探索することが可能となる。また、年末にはシリーズおなじみの組織B.O.S.が、アパラチアのテクノロジーに興味を示して乗り込んでくるようだ。そのほかにもレジェンダリーPERKの実装やC.A.M.P.でのインスタンスエリア建築など、気になる新規項目が盛りだくさん。詳細は公式サイトを確認してほしい。
PC版『Fallout 76』は5月14日から5月18日(北米時間)までフリーウィークエンドを開催しており、全てのコンテンツを無料で楽しむことができる。また、製品版の割引も行っており、Bethesda.netとSteamで25%オフの3600円で購入が可能。フリーウィークエンドでの進行状況は製品版に引き継ぐこともできるので、気になる方はまずは無料でアパラチアを訪ねてみてはいかがだろうか。