協力建設パズル『Bonkies』発表、Steamにて無料デモ配信開始。宇宙服を着たサルたちがブロックを積み上げる

デベロッパーのStudio GauntletとパブリッシャーのCrunching Koalasは、建設Co-opゲーム『Bonkies』の発売を発表した。リリースは今夏の予定で、現在はSteamにて期間限定の無料デモが配布されている。

デベロッパーのStudio GauntletとパブリッシャーのCrunching Koalasは、PS4/Xbox One/Nintendo Switch/Steam向けに建設Co-opゲーム『Bonkies』の発売を発表した。リリースは今夏の予定で、現在はSteamにて期間限定の無料デモが配布されている。

プレイヤーは巨大なバイオニックアームとジェットパックを装備したサルを操って、太陽系の様々な惑星にある建設現場で建築作業を行う。大きさや形、重さもさまざまなブロックを協力して運搬し、指定された形に積み上げるのがサルたちの仕事だ。2人から4人で遊べるCo-opモードのほか、シングルプレイで遊ぶことも可能となっている。デモは英語版のみとなるが、操作は直感的なので簡単な英語が理解できればプレイに支障はないだろう。なお、製品版では日本語に対応する予定だ。

長いブロックも、2人なら安定して運ぶことができる。

重力が地球よりも小さい惑星での建設では、ブロックの運搬も一筋縄ではいかない。作業中にサル同士が衝突すれば慣性の法則であらぬ方向に飛んでいってしまうし、小さなブロックを隙間に差し込むときは慎重な作業が求められる。重いブロックは他のプレイヤーと協力して、息を合わせて丁寧に運搬する必要がある。そこがもどかしさでも、楽しさでもあるだろう。

物理法則は何よりも無慈悲。崩れるときは一瞬だ。

『Bonkies』は2018年にノルウェーの学生向けコンテストNorwegian Game Awardsでベストデザイン賞など複数の賞を受賞https://gameawards.no/2018-2/し、高く評価された作品だ。当初は2019年の春~夏頃にリリースされる予定だったが、資金繰りが難航して開発が滞っていた。しかし、ノルウェーで研究開発支援を行っている政府機関Forskningsrådetからの援助や、投資家らの助けを得て開発を再開。今回のデモ版配布までこぎつけた。期待がかかっていた作品だけに、今回の発表は嬉しいものとなった。

今回のデモ配布は5月13日から15日までSteam上で開催されているインディーゲーム展示イベント「 Digital Dragons Indie Celebration(関連記事)」に際して行われたものだ。Indie Celebrationでは投票で選出されたインディーゲーム50作品が参加し、投票によって「Community Vote Award」が決定される。『Bonkies』のデモ版を気に入ったらぜひ投票しよう。

Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

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