『あつまれ どうぶつの森』捕獲可能な虫・魚がひとめで分かる便利アプリ(非公式/英語)を有志が制作。化石・虫・魚の寄贈や住民の管理機能も

任天堂が3月20日に発売した『あつまれ どうぶつの森』。発売以降、数々のスローライフをサポートする非公式ツールが有志によって制作されている。そして先日、ついにモバイル端末向けの非公式アプリがリリースされ、その機能性に注目が集まっているようだ。

任天堂が3月20日に発売した『あつまれ どうぶつの森』。発売以降、数々のスローライフをサポートする非公式ツールが有志によって制作されている。そして先日、ついにモバイル端末向けのアプリケーションがリリースされ、その機能性に注目が集まっているようだ。

本稿で紹介するアプリは、GeneSy氏が制作した「Guide for Animal Crossing NH」。対応プラットフォームはiOS/Androidで無償利用可能。アプリを用いることで、現時刻に捕獲できる虫や魚がひと目で分かるほか、昆虫や魚、化石の捕獲・寄付状態や島に住む住民を管理することができるスグレモノだ。ただし、利用方法はシンプルながらも英語表記になっているため、後述では実際の導入、利用方法もふまえながら紹介していきたい。ただし、当然個人制作アプリは非公式のものなので、ダウンロードや利用については自己責任とさせていただく。

はじめに、iOS/Androidを搭載したスマートフォンやタブレットにてアプリをダウンロードする必要がある。端末ごとのダウンロードページは下記のとおり。

iOS: https://itunes.apple.com/us/app/id1504317399?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=dev.genesy.animalcrossingnhguide

ダウンロード完了後、アプリを起動して初期設定を行う。画面最下部のフッタメニューより「Settings」をタップ。初期状態で利用端末の時刻が自動で設定されているが、利用端末とNintendo Switch本体の時刻が異なる場合は、「Change Time」をタップして時刻を設定しよう。その後、「Hemisphere(半球)」項目のボタンをタップして、北半球(North)・南半球(South)のゲーム内エリアを選択する。これで設定完了だ。

アプリ起動時、あるいはフッタメニューの「Home」をタップすると、ダッシュボード(Dashboard)が表示される。中段項目「Catchable bugs right now」には、現時刻で捕獲可能な昆虫の一覧がアイコンとともに表示される。それぞれのアイコンをタップするとその昆虫のみが、「View Detailed」をタップすると対象すべての詳細情報を表示する。詳細情報では、生息場所(Location)や、売値(Price)、北半球・南半球の生息時期(Northern Months、Southern Months)、生息時間(Time)、いなくなるまでの時間(Time Left)を確認することができる。売値項目には、タヌキ商店閉店時の買い取りボックスを通じた手数料の20%を差し引いた売値も表記。なお、ダッシュボードの下段項目「Catchable fish right now」には、現時刻で捕獲可能な魚の情報が同様に表示される。ちなみに魚の詳細情報には、魚影のサイズ(Shadow Size)も表記するこだわりがみられる。

さらなる機能性を実現するものとして、詳細情報の下部にある「Catch」「Donate」ボタンが実装されている。「Catch」ボタンは対象生物を捕獲したかどうかのチェック項目となり、図鑑の状態が管理できるものだ。同様に、「Donate」ボタンでは博物館への寄贈状態が管理できる。これらの情報は、フッタメニューの「Critters」をタップすることで閲覧可能。

「Critters(生き物)」では、昆虫・魚の詳細情報がタブごとに区分けされ、右上に表示されたアイコンをタップすることで並び替え・フィルタリングして閲覧することができる。「Sort and Filter」では、「Sort by」項目をタップすることで名称・金額による並び替えが可能。「Filter(hide)」項目をタップすることで、一年中生息する生物(All Year)、一日中生息する生物(All Day)、捕まえた生物(Caught)、寄贈した生物(Donated)ごとに除外することができる。また、「Change View Options」では、捕獲済み(Caught)、未捕獲(Uncaught)、寄贈済み(Donated)、未寄贈(Undonated)、現時刻に生息する虫(Catchable)などの各生物の設定状態や、生息月ごとにフィルタリングして表示することが可能だ。

フッタメニューの「Fossils(化石)」では、博物館に寄贈できる化石の一覧が表示され、化石の種類ごとに名称・売値・寄贈状態が管理できる。英語表記でアイコン表示もないため、昆虫・魚の生き物に比べて少々分かりづらいが、寄贈状態の管理に活用してもらいたい。また、フッタメニューの「Villagers(村人)」では、島に住む住民やお気に入りの住民を管理することができる。各住民のスクリーンショットとともに、名前、性別(Gender)、性格(Personality)、動物の種類(Species)、誕生日が閲覧可能。また、「Favorite」ボタンのタップでお気に入りに、「Resident」ボタンのタップで自身の島に住む住民として管理できるようになっている。島の住民として設定すれば、ダッシュボードの上段項目に追加され、誕生月の住民がひと目で確認できる。

以上のように、本アプリは島に生息する生物データを瞬時に収集し、自身の進行情報も一元管理できる非常に便利なツールだ。制作者であるGeneSy氏は、デイリーチェックリストやカブの価格管理機能など、今後もさまざまな追加機能の実装を検討しているとのこと(Reddit)。以前に弊誌で紹介したマイデザインなどの登録・閲覧データベース「Nookpedia」も併用のうえ、各々の無人島ライフを豊かにする材料として役立ててもらいたい。一方で、同アプリは非公式のものであるので、利用はご注意を。

Tetsuya Yoshimoto
Tetsuya Yoshimoto

ニュース担当。国内を中心に日々トレンドを探求しています。新しいものや可愛いものが好き。

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