Nintendo Switch向け『ブリガンダイン ルーナジア戦記』2020年6月25日発売へ。6つの思想の異なる勢力により描かれる、国盗りファンタジーSLG

ハピネットは2月27日、『ブリガンダイン ルーナジア戦記』を2020年6月25日に発売すると発表した。発売日の発表にあわせて、ゲームプレイも確認できる「ブリガンダインルーナジア戦記2ndトレーラー」が公開されている。

ハピネットは2月27日、『ブリガンダイン ルーナジア戦記』を2020年6月25日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch。通常版及びDL版の価格は税別7200円。発売日の発表にあわせて、ゲームプレイも確認できる「ブリガンダインルーナジア戦記2ndトレーラー」が公開されている。

『ブリガンダイン ルーナジア戦記』は、召喚魔法やモンスターの存在するファンタジー世界で大陸統一を目指す、ヘックス制ターンバトル+国盗りSLG。PlayStation用ソフトとして1998年にリリースされた『ブリガンダイン 幻想大陸戦記』から、20年以上の歳月を経て世に送り出されるブリガンダインシリーズの新作である。なお1999年に発売された初代のリメイク版『ブリガンダイン グランドエディション』は、発売後にプレイヤーから高い評価を獲得し、一時は中古市場で高騰していた。

本作の舞台となるのは、マナのシャワーが降り注ぐ大陸ルーナジア。ルーナジア歴781年、6つの異なる思想を持った5つの国家と小さな一族により、ルーナジア大陸では新たな戦乱の時代が幕を開けようとしていた。

正義のブリガンダインを持ち、勤勉さと正義を重んじるノーザリオ王国。5つのマナストーンを大陸に散りばめ、マナの解放を果たした人物により建国され、誇りのブリガンダインを有するガイ・ムール共和国。シノビ魔術による傭兵稼業に従事し、真の自由を求めるシノビ族。高潔のブリガンダインを持ち、ガイ・ムールとの間に禍根のある大国マナ・サリージア法王国。自我のブリガンダインを有し、海賊の末裔による7つの小さな島の連合国ミレルバ諸島連邦。ブリガンダインを持たない強大な帝国、グスタファ神聖帝国。

マナストーンが組み込まれた特別な鎧ブリガンダインを持つ5つの勢力と1つの帝国は、それぞれの理由から大陸統一を目標に挙兵し、モンスターを召喚し操るルーンの騎士による物語が紡がれていく。

メインモード「ルーナジア戦記」では、上記の6勢力から1つを選択。ルーナジア大陸上の拠点へ侵攻を繰り返し、大陸統一を目指す。戦闘では、ヘックス制のマップが採用されている。5つの属性、マップの地形、ユニットごとの特性、ZOC、包囲効果などがあり、騎士やモンスターに設定された技と魔法を駆使し、ターン制のバトルが展開。ユニットはレベルアップするほか、拠点ではそれぞれマナが得られ、リソースの増加に伴い強大なモンスターの使役も可能になっていく。また、総勢100人以上のキャラクターとモンスターは敵味方は問わず成長し続けていくため、プレイする度に勢力図や戦場は異なる展開を迎えるそうだ。

本作の開発を担当しているのは、マトリックス。Nintendo Switch/PS4/Steamで配信中の『オメガラビリンス ライフ』『ラビリンス ライフ』や、『ファイナルファンタジー』関連作などに携わってきた実績ある国内ゲーム開発会社だ。また本作のシナリオは、『ファイナルファンタジー』シリーズの1作目から3作目のシナリオを担当した寺田憲史氏が担当。アート・キャラクターデザインは、イラストレーターであり格闘ゲームのプレイヤーでもある風間雷太氏が担当している。

ブリガンダイン ルーナジア戦記』の発売日は2020年6月25日。通常版のほか、書き下ろし特装ボックス、オリジナルサウンドトラック、ビジュアルブック、攻略要素を網羅した約100Pの攻略本を収録した豪華版Limited Editionも税別11800円で予約受付中となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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