攻城兵器サンドボックス『Besiege』2月18日に正式リリースへ。約5年の早期アクセスを終え、コンテンツを追加しV1.0へアップデート

イギリスのインディーゲームスタジオSpiderling Studiosは2月12日、Steamで早期アクセス中の『Besiege』について、2月18日に正式リリースすると発表した。正式リリース後には、現在の1010円から価格改定が行われれる。

イギリスのインディーゲームスタジオSpiderling Studiosは2月12日、Steamで早期アクセス配信中の『Besiege』について、2月18日に正式リリースすると発表した。V1.0アップデートでは、シングルプレイヤーキャンペーンの最後の島が登場するほか、倫理/オートメーションブロックが新たに登場。また、正式リリース後には、現在の1010円から価格改定が行われれる。

『Besiege』は、ブロックを組み合わせて攻城兵器を作り、ステージごとの目標を達成するステージクリア型のサンドボックス作品。Spiderling Studiosが手がけ、2015年からSteamで早期アクセス配信が行われているゲームだ。舞台となるのは、中世の戦地。プレイヤーは、民家の破壊やモニュメントの破壊、兵士の殺害など、各ステージに設定されたミッションクリアを目的に兵器を作成。その兵器を使って、目標達成を目指す。兵器が自壊しようと、目標さえ達成できればクリアだ。

兵器を構成するブロックは、ブロック/駆動/機構/武器/飛行/装甲のカテゴリにわけて、単純な小型木製ブロック、動力ホイール、プロペラ、ドリルやボムまで、さまざまなものが用意されている。これらを組み合わせて、自由に兵器を開発。ミッションを達成できれば手段は問われていないので、民家の破壊に投石機を作り出したり、飛行型の兵器を作って破壊することも可能だ。

また、物理演算が搭載されているので、ひっくり返って起き上がれなくなったり、機能に構造がついてこれず自壊してしまうこともある。自由な兵器の作成と攻略、物理演算によるふとしたハプニングが笑いを呼び、リリース当初から話題となっていた作品だ。

約5年間の早期アクセスを越え、正式リリースを迎えるV1.0では、シングルプレイヤーキャンペーンに最後の島クロルマルが登場。クロルマルは、古代の謎多き砂漠の島で、新しい敵が登場したり、要塞を破壊するミッションが用意されている。高難易度のステージでもあり、キャンペーンのラストを飾るに相応しい内容になっているそうだ。

また、クロルマルの登場と共に新カテゴリ倫理/オートメーションが追加。これらは、自動的に動作する機能を備えた新しいブロックで、高度を条件に動作させる高度測量機、時間によって動作させるタイマー、センサーブロック、論理ゲートの4つが新たに追加される。そのほか、大量のバグ修正も行われ、正式リリース後も『Besiege』は進化を続けていくという。繰り返しになるが、正式リリース後には『Besiege』の値上げが予定されている。本作が以前から気になっていた方は、正式リリースを前にライブラリに追加しておくのも良いかも知れない。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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