『デス・ストランディング』アップデートでさらに快適さ向上。BT遭遇時の演出の頻度を設定できるように
Kojima Productionsは1月31日、PlayStation 4版『デス・ストランディング(Death Stranding)』にて、バージョン1.10を配信した。アップデート履歴によると、バージョン1.10ではゲームの安定性が向上しているほか、BT遭遇演出頻度の設定が新たにオプションに追加されている。ゲーム設定から、BT遭遇時演出を初回のみ行うへ変更すると、1度オドラデクが回転する演出を見た後は、演出がカットされて座礁地帯の中でもスムーズにゲームが進行するようになる。
昨年11月に発売されて以降、「The Game awards 2019」にて9部門にノミネートされたことを代表に、盤石の評価を得ている『デス・ストランディング』。そうした評価を受ける一方で、発売当初からUIの文字が小さく見辛いことなど、細かな部分でユーザーからは不満の声も上がっていた。ユーザーの声に応える形で、Kojima Productionsは12月に行ったバージョン1.07へのアップデートにて、文字の拡大表示機能やオドラデクの表示改善などを実施。そして、再びユーザーの要望に応えるべく実施されたのが、バージョン1.10へのアップデートだ。
今回のアップデートを適用するとBT遭遇演出頻度の設定が、タイトル画面及びゲームプレイ中のオプションからゲーム設定内に追加。設定は、従来どおりの「毎回行う」と、新しく追加された「初回のみ行う」の2パターン。初回のみ行うへ設定を変更すると、座礁地帯へ突入後、BTにある程度接近した際に表示されていたオドラデクが回転し、ゲーム内の速度がスローになる演出が、1度見た後はカットされるようになる。つまり、以前よりスムーズに国道や荒野、雪原を爆走できるというわけだ。なお、カットされるのはこのオドラデクが回転する演出であり、時雨の降っているエリアへ突入しようとした際の演出はそのままとなっている。
また、本日から『デス・ストランディング』のサウンドトラック「Death Stranding (Songs from the Video Game)」のデジタル配信がスタートしている。対応するサービスは、Apple Music/Spotify/amazon music/iTunes Store。PVやEDに採用されていた曲を含め、ゲーム中の印象的なシーンで再生されていた22曲が収録されている。