『ディビジョン2』新スペシャリゼーションは火炎放射器使いの「Firewall」。NYのクリーナーズ再登場により、熱い燃やし合いが始まる
Ubisoftは1月29日、『ディビジョン2』エピソード3/タイトルアップデート7の最新情報を公開。新たなスペシャリゼーションは、火炎放射器を使用する「Firewall」であることを明かした。エピソード3はニューヨークのコニーアイランドが舞台となり、前作の敵対組織クリーナーズが再登場。クリーナーズも炎を操ることから、火と火のぶつかりあいが味わえそうだ。
Firewallは近距離戦向けのスペシャリゼーションであり、シグネチャーウェポンは「K8-JetStream Flamethrower」。周囲の敵に燃焼効果および燃焼ダメージを与える(射程距離はおよそ15メートル)。スペシャリゼーション固有スキルは「Striker Shield」。クルセイダーシールドと同じく、シールド展開中に一部メインウェポン構えられる(さらに火炎放射器も同時使用可)。またシールド展開時には、前方の一定範囲内にいる敵の数に応じて、本人および背後にいる仲間に与ダメージ増加ボーナスが付与される。
また開発者ライブストリーム「State of the Game #145」(動画リンク)では、Firewallおよびエピソード3に関するさらなる情報が公開されている。Firewallの固有サイドウェポン「Firestarter」は、被弾した者の燃焼耐性を下げるダブルバレルショットガン。具体的には、燃焼耐性を5秒間50%ダウンさせる。Firewallのシグネチャーウェポンや火炎系のビルドと相性が良さそうだ。固有投擲武器は効果範囲の広い「Cluster Grenade」。そのほかFirewallのタレント一覧からも、被ダメージの多い近距離戦を想定していることがわかる。以下はFirewallのタレント例(まだ開発中の内容であり、数値は変更の可能性あり)。
・The Firewall Tactical Link:10メートル内にいる味方に+10%のダメージボーナス付与
・Bull Rush:カバーからカバーへの移動中+50%ボーナスアーマー付与
・Fiery Response:自身のアーマー破壊時、5メートル内の敵に燃焼効果付与
・Enriched Magnesium Formula:燃焼効果時間上昇(10/20/30/40/50%)
・Frontline Recovery:キル時に体力回復(10/20/30%)
・Extracellular Matrix Mesh:アーマーキットを使用すると、10秒間かけてアーマー200%、HP200%回復
イヤー1パス所有者であれば、新スペシャリゼーションを即時アンロック可能。イヤー1パス非所有者は、ゲーム内ストアでの有償購入もしくはゲーム内で一定のタスク(フィールドリサーチ)をこなすことでFirewallをアンロックできる。フィールドリサーチ報酬には、Firewall用の外見アイテムのほか、「Caldera」「Basalt」武器スキン、「Lava Lake」「Tremor」装飾アイテム、「Mundane」シグネチャーウェポンスキンが含まれる(公式サイト)。Firewallの開発ビルド上でのゲームプレイ映像は、開発者ライブストリームの「31:45~」より確認可。
エピソード3では本作の物語が大きく前進するほか、前作で未解決のままであった事柄をいくつか回収。かねてから「宿敵」との対決が示唆されており、アーロン・キーナーの登場が期待されている。なお再登場を果たすクリーナーズは、前作から進化を遂げ、より奇妙かつ戦術性の高い組織へと変貌したという。ただ、背中のタンクが弱点という点は前作から変わらないとのこと。エージェントとこれだけ長く戦いを続けながら、そこだけは学習していないのだと、JTF並みのIQなのだと、「State of the Game」にてジョークを挟みながら説明されていた(11:35~)。
また過去の開発者ライブストリームで披露された新エキゾチック武器「カメレオン」の能力も、今回の「State of the Game」にて紹介されている。カメレオンは周囲の環境にあわせて色を変えるアサルトライフル。固有タレント「Adaptive Instincts」の以下3つのバフ効果の管理がカギとなる。
・ヘッドショットを30発決めると、45秒間クリティカル率+20%、クリティカルダメージ+50%
・胴体ショットを60発決めると、45秒間武器ダメージ+100%
・脚部ショットを30発決めると、45秒間リロード速度+150%
エージェントたちがニューヨークのコニーアイランドに向かう『ディビジョン2』エピソード3「Brooklyn: Homecoming」は2月中に配信予定。2つのストーリーミッションは、イヤー1パス所有者向けの1週間先行アクセス期間が設けられたのち、全プレイヤー向けに解禁される。イヤー1パス所有者向けのクラシファイド任務は「Detention Center Rescue」「Nightclub Infiltration」の2つである。なお先行アクセス開始日と、全プレイヤー向けの解禁日は、いずれも2月中であるという、配信日に関するヒントも出されている。
エピソード3以降の『ディビジョン2』アップデート計画としては、ギアシステムの刷新、タレント・特性用のライブラリ追加およびスキルパワー制度の変更が予定されている。そのほか、将来的なアップデートによりハンターが増えること、ブラックタスク以外の敵対組織もヒロイック難易度の対象になることが明かされている。なおレイドコンテンツ第2弾「Foundry」は、2020年半ば配信予定だ。