『有翼のフロイライン Wing of Darkness』Steam版が2020年Q1に発売へ。少女たちが大空を舞う、爽快な3Dハイスピードフライトシューティング

『有翼のフロイライン Wing of Darkness』Steam版が2020年Q1に発売。『有翼のフロイライン Wing of Darkness』は、少女たちが大空を舞い、縦横無尽に空を駆ける、爽快な3Dハイスピードフライトシューティングゲームだ。

国内のインディーゲームデベロッパーProduction Exabilitiesは12月14日、『有翼のフロイライン Wing of Darkness』(以下、有翼のフロイライン)をSteamにて2020年Q1にリリースすると発表した。『有翼のフロイライン』は、縦横無尽に空を駆ける爽快なハイスピードフライトシューティングゲーム。インディーゲームパブリッシャーUNTIESとの協業体制により、PlayStation 4を含むコンソール機でのリリースも予定されている作品だ。なお、今回発表されたのはSteam版の発売日であり、コンソール向けの発売日は発表されていない。
【UPDATE 2019/12/16 13:00】
記事初版にて、タイトルおよび本文における発売日を「2020年1月」としておりましたが、正しくは「2020年Q1」でした。記述を訂正し、関係者および読者にお詫び申し上げます。

『有翼のフロイライン』は、未知の飛行物体ブランカーを相手に、少女が戦う3Dハイスピードフライトシューティング。舞台となるのは、圧倒的な性能と機体数を誇る謎の敵性勢力が登場し、人類が制空権を失った世界。後にブランカーと命名された共通の敵を相手に戦うため、人類は新しくヘルトシステムを開発。しかし、これを扱えるのは適性を持つ限られた人間だけだった。

主人公のクラーラ・エルンストは、連邦共和国南部の田舎町で、牧場を経営している一家の長女として育った18歳の少女。日々を平穏に過ごしてきたが、ある日適性が発覚して、フロイラインとして前線で戦うことに。軍人の家系に生まれ、士官学校を飛び級で卒業したエーリカ・レールツァーも登場し、何かのために前線を飛ぶ少女たちの物語が紡がれる。

ゲームは、カットシーンで構成された日常パートと、大空を飛び敵と戦うバトルパートに分かれて進行。バトルパートでは、最新鋭の機体を駆るフロイラインとして縦横無尽に空を舞い、敵を蹂躙する爽快な戦闘が待ち受けている。ブランカーは数こそ多いが、機体性能はフロイラインたちのほうが上だ。機体性能の差と豊富な火力を活かして、空を漂うブランカーを叩き落としていく。

戦場に持ち込む武装は、それぞれ選択可能。たとえば、セカンダリ兵装には発射レートの高いガトリング「ソウ」や広範囲を焼き尽くすロケットランチャー「アヴェルス」など、個性的な武装が用意されていて、シチュエーションや好みにあわせて選べるようになっている。また、バトル中にも性格が対照的な少女たちの物語は進んでいき、戦闘を彩ってくれる。

本作を開発しているProduction Exabilitiesは、最初はゲームクリエイターの凪良一二三氏と、ゲームデザイナー兼3Dアーティストの一柳氏、山間部の田舎で共に育ったという2人から始まったチーム。現在は両氏の友人や賛同者などがメンバーに参加しており、全員プロのクリエイターなのだとか。こうした制作側の事情などは公式Twitterやニュースレターなどで配信されているという。気になる方はこちらもチェックしてみると良いだろう。

 
Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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