『グランブルーファンタジー リリンク』新たなPVとマルチプレイ動画が公開。ランスロット/ヴェイン/パーシヴァル/ジークフリートの4騎士が戦いを繰り広げる

Cygamesは12月15日、大型リアルイベント「グラブルフェス 2019」にて、『GRANBLUE FANTASY Relink(グランブルーファンタジー リリンク)』の新映像を2本公開した。

Cygamesは12月15日、大型リアルイベント「グラブルフェス 2019」にて、『GRANBLUE FANTASY Relink(グランブルーファンタジー リリンク)』の新映像を2本公開した。『GRANBLUE FANTASY Relink』は、『グランブルーファンタジー』を原作にCygamesが開発中の3DアクションRPG。対応プラットフォームはPlayStation 4。初報時にはプラチナゲームズとの協同で開発が進められていることが発表されていた作品だが、2019年2月に開発体制の変更が発表されて以降、現在はCygames内部により開発が進められている。

今回公開されたのは、プロモーションムービー第4弾と開発中のプレイ動画「4人マルチクエスト編」の2本だ。PV第4弾では、男主人公/カタリナ/ラカム/イオの4人がゴブリンの群れを相手に戦っているシーンから映像がスタート。包囲された状況の中、優勢に戦いを進める騎空団の面々だったが、ゴブリンも残りわずかとなったところでスケルトンの軍勢が出現。そこへ加勢する形で上空に浮かぶグランサイファーから、ランスロット/ヴェイン/パーシヴァル/ジークフリートの4騎士が飛び降り、戦いを繰り広げる。4騎士それぞれの個性的な動きや、各キャラクターの3Dモデルなどが確認できるだろう。

4人マルチクエスト編のプレイ動画では、ランスロット/ヴェイン/パーシヴァル/ジークフリートの4騎士に加えてビィが登場し「行方不明の艇を発見する」ことを目的としたクエストへ挑む。墜落した船の残骸、スケルトンやワイバーンの群れ、渓谷や断崖を4人は戦いながら進んでいく。各ボタンに割り当てられた攻撃/特殊攻撃/リンクアタック/ジャンプ/アビリティ/回避/ロックオン/ガード、戦闘中に上昇し攻撃力UPのバフが得られるLINK LEVEL、奥義ゲージが溜まると発動可能になる奥義、左下に配置されたアイテム群などが、画面から確認できる。

動画の後半では、エンシェントドラゴンがボスとして登場。4騎士が奥義を次々に発動させフルチェインをボスへ叩き込む様子や、ボスがオーバードライブモードになりブレスや隕石など強力な攻撃を放ち、ランスロットが倒れてしまうシーンなど、迫力あるバトルシーンが収録されている。またトレイラーの最後には、砂塵吹き荒れる中グランが何者かと対峙する姿が映されていた。2016年に発表されてから開発が続けられてきた『GRANBLUE FANTASY Relink』。公開された動画を見る限り、開発体制が変わってもしっかり開発は続けられているようだ。

放送内では、ディレクターの福原哲也氏が登場し、本作の開発状況などについても語られた。本作は2019年2月に開発体制が変更されたが、現在は内製の強みを活かし、『グランブルーファンタジー』の2Dイラスト技術やテイストを効率的に3Dのゲームへ活かすため、エンジンも並行して開発中であり、エンジンは開発途上であるものの昨年よりゲームのクオリティが上がっているそうだ。

声優陣と福原氏によるマルチプレイも行われた。各キャラクターには様々なアビリティが用意されており、4つ選んでセットするシステムが搭載されているそうだが、今回は固定した状態でゲームプレイが実施。4騎士はそれぞれ、ランスロットは素早い動きの連続攻撃が得意なキャラクター。連打しているだけでコンボが出せたり、敵を凍らせられる。ヴェインは、複数の敵を巻き込む豪快なパワータイプのキャラクター。味方を守るアビリティも持っており、周囲に無敵を付与するスキルもある。パーシヴァルは、特殊技ボタンで溜め攻撃ができるキャラクター。攻撃などの間に溜め攻撃を叩き込む必要があるため、少し難しい。ジークフリートは、各コンボがジャスト入力で強化されるキャラクター。4騎士で一番難しいが、慣れると気持ちがいいのだという。

集会所のような場所で集まり、エモートやスタンプを応酬するオンラインゲームらしい一幕のあと、クエストを受注して動画と同じクエストへ挑戦。エンシェントドラゴン戦では、度々ドラゴンを凍らせり、無敵スキルを活用し、見事にボスを討伐した。

発売時期については、目処は立っているものの延期をしたくないので、発売が近くなってから発表されるそうだ。なお、今回公開されたキャラクターのモデル、モーションやエフェクト、ステージなどは今年に入ってから作られたものであり、Cygamesに3Dアクションゲームが作れることを示す意図も含まれているのだとか。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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