『デス・ストランディング』にて1.07アップデート配信開始。文字の拡大や車両の廃棄など、ゲームプレイが改善
Kojima Productionsは12月13日、『デス・ストランディング(Death Stranding)』にて1.07アップデートを配信した。Kojima Productionsの公式Twitterアカウントにて、多数のサムから寄せられた要望に応えるアップデートを12月中旬に配信すると発表していたが、1.07アップデートはそのツイート内容に相当するもの。ゲーム内にて実際に確認を行ったところ、文字の拡大機能、オドラデクの表示改善、車両の破棄の3点が認められた。
【お知らせ】ユーザーの皆さんから要望をいただいた、「UIの文字を拡大表示する」「一部車両の廃棄を可能にする」などの対応を、12月中旬のアップデートで行う予定です。お待たせしてすみません。#デスストでつながれ#デススト#DeathStranding#TomorrowIsInYourHands pic.twitter.com/IuT4qYaEJX
— KOJIMA PRODUCTIONS (@KojiPro2015) November 27, 2019
※ 以前の告知ツイート
UIが小さく見づらいという声に応えるべく実装された文字の拡大機能は、タイトル画面からオプションに入り、言語設定内から行う。デフォルトでは標準になっている文字サイズを、大に切り替えて北米大陸へ戻ると、とても大きくなったUIの文字が目に入ることだろう。なお、この変更はタイトル画面からのみ可能だ。
座礁地帯にてBTと接近してしまった際には、オドラデクがその方角を示してくれる。しかし、多量の物資を背負っていることも多いサムにとっては、オドラデクが物資で見えない状態も珍しくなかった。今回のアップデートでは、背中に背負っている荷物が透過し、オドラデクの方角が見えるようになっている。
また、カイラル通信を経由して共有された他のサム・ポーター・ブリッジズのトラックやバイクが、建築物同様に廃棄できるようになっている。これまでフレッパーズの拠点への入り口や国道の上、一部の狭いロケーションにおいて、車両が道を防いでいる事態が散見されていた。が、このアップデートによってそうした事態が解決できるようになったわけだ。
『デス・ストランディング』は、小島秀夫率いるKojima Productionsが開発したソーシャルストランドゲーム。「デス・ストランディング」と呼ばれる終末が訪れた世界を舞台に、伝説の配達人サム・ポーター・ブリッジズとなり、北米大陸を繋いでいく作品だ。12月13日にロサンゼルスで開催された「The Game Awards 2019」では最多ノミネートに加え、ゲームディレクション及びスコア/ミュージック、クリフ役として出演していたマッツ・ミケルセン氏がパフォーマンス部門で受賞するなど、高い評価を獲得している。現在発売されているのはPlayStation 4版のみだが、PC版の発売がSteam/Epic Games Storeで2020年夏に発売予定だ。