LoL』新チャンピオン・アフェリオス発表。5つの武器を切り替えて戦う超高難度の新マークスマン

『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を開発運営するRiot Gamesは11月27日、新チャンピオン「アフェリオス」の概要を発表した。

『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を開発運営するRiot Gamesは11月27日、新チャンピオン「アフェリオス」の概要を発表した。今年も11月20日実装のパッチ9.23をもって毎年恒例の「プレシーズン」が始まっており、来年のランク戦開始前にゲーム環境に大きく手が入っている。そんなプレシーズンに実装されるアフェリオスだが、既存の枠に当てはまらない超高難易度のチャンピオンとして設計されているようだ。

専用UIで5つの武器を持ち替えて戦う

アフェリオスの存在が最初に予告されたのは、今年10月に発表されたチャンピオンロードマップの時。マークスマンであること、多種多様な武器を使いこなすこと、そして「信心深き人にしか極められない」という表現からは、正直あまり読み取れるものはなかったかと思う。

現時点(11月27日)の最新情報であるスキル入門では、アフェリオスの独特過ぎる性能が簡単に解説されている。これによれば、アフェリオスは5種類の遠距離攻撃武器を持っているが、すぐアクセスできるのはメインウェポンとサブウェポンの2つのみだ。各武器には弾数制限もあり、使い切ると強制的にリチャージへ回されてしまう。また、使えるスキルは実質的にQとRの2つのみとなっており、Qは武器ごとに違う性能のスキルになっている。Rの基本性能は武器を切り替えても変わらないようだが、メインウェポンの種類によって全く違う追加効果が発生するようになっている。

開発者たちはアフェリオスをして“『LoL』史上最高難度のチャンピオン”と表現している。文章のみでの解説では性能把握が難しいため、PBEでのテスト実装が待たれる状態だ。

月を信仰する教団に生まれた双子

キャラクターとしてのアフェリオスは、11月20日に姿を現した。『LoL』世界設定を公開する「ユニバース」に追加されたチャンピオンページによれば、彼は霊的領域に住む双子の妹と一体になって戦う暗殺者だ。アフェリオスと双子の妹であるアルーンは「ルナリ」と呼ばれる月を信仰する教団に生まれ、信仰の敵を打ち倒すため、戦闘技術と魔法の技をひとつにして戦う。

パッチ9.22で新規実装された「セナ」に続いてのマークスマン実装となるアフェリオス。10周年を超えてなお広がり続ける『LoL』に、プレシーズンにふさわしい挑戦的なデザインのチャンピオンが加わることとなる。彼は果たしてどのように使われ、どのように受容されるのだろうか。

Sawako Yamaguchi
Sawako Yamaguchi

雑食性のライトゲーマー。幼少の頃からテレビゲームに親しむが、プレイの腕前は下の下。一時期国内外のTRPGに親しんでいたこともあり、あらゆるゲームは人を楽しませるだけでなく、そのものが出発点となって人と人を結びつけ、新しい物語を作る力を持っていると信じている。2012年から始めた『League of Legends』について、個人ブログやTwitterにて日本語で情報発信を続けている。

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