『CoD:MW』アップデート1.09配信。3度目の調整となったショットガン「725」は、アタッチメントにも手が入りさらに弱体化
Infinity Wardは11月19日、『Call of Duty: Modern Warfare(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア)』向けのアップデート・バージョン1.09を配信し、Redditにてパッチノートを公開した。内容としては主にバグ修正となっているが、いくつかの武器の調整もおこなわれており、その中にはかねてより強武器と話題のショットガン「725」も含まれる。725のバランス調整はこれで3回目である。
725は、ショットガンながら比較的遠距離の敵に対しても威力を発揮する武器という設定ではあるが、それにしてもワンショットキルできる射程が長すぎると話題に。これまでには、エイム時と腰撃ち時の弾のバラつきの増加や、有効ダメージ距離の減少、さらに射程距離を短くするバランス調整が重ねられた(関連記事)。
今回の725の調整内容は、まず基本的な射程をわずかに減少させ、アタッチメントによって射程を伸ばす効果は大幅(Significantly)に減少。さらに、腰撃ち時の有効ダメージ距離も減少させ、同じく腰撃ち時の弾のバラつきをわずかに増やしたとのこと。725向けのアタッチメントとしては、マズル部分にチョークを付けるなどして射程を伸ばす手法がポピュラーだったが、全体的に射程距離を抑えた上で、アタッチメントの効果も減らした形だ。
YouTuberのNemsk氏は、この調整内容により前回のアップデート時から725はどう変化したのか検証している(アタッチメント不使用)。まず、腰撃ちにてワンショットキルできる距離は前回は16mだったが、8mにまで半減。エイムした場合は、前回は19〜20mだったところ、12mまで縮まった。また、基本的な射程は前回は腰撃ち時で40mほどあったが、20数mまで減少。同氏は、725の射程は大幅に縮小されたと結論づけている。
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— Infinity Ward (@InfinityWard) November 19, 2019
*本作はThe Game Awardsにて複数の賞にノミネートされた。
武器のバランス調整としてはこのほか、AUG 5.56 Caliber conversionに対しては、近距離でのダメージの増加と、中距離のダメージ距離の増加などがおこなわれた。またModel 680は、射程を伸ばす効果のあるアタッチメントによるダメージ距離をわずかに減少させたとのこと。ただRedditでは、Model 680はもともと射程が短かったとして、なぜ弱体化させたのか疑問の声が多く寄せられている。
今回のアップデートでは、一部のスペシャルオプスにて観戦後にリトライした際に目標が表示されない問題や、キルストリークを複製できるバグ、Ground Warのロードアウト選択後も選択画面が何度も表示されルバグを修正。また、いくつかのチャレンジや、ミススペルなどについても修正したとのことだ。なお、本作のマルチプレイデザイナーDavid Mickner氏によると、今回は緊急的な対応として配信されたもので、週内にはもう一度アップデートが配信されるだろうとしている。