セカンドディスプレイを搭載するゲーミングノートPC「OMEN X 2S 15」税抜39万9800円より9月中旬に発売

 

日本HPは9月2日、ゲーミングノートPC「OMEN X 2S 15」を9月中旬に発売すると発表した。「OMEN X 2S 15」は、フルHDに対応するタッチパネルを、キーボード上部にセカンドディスプレイとして搭載した世界初のゲーミングノートPC。価格は税抜39万9800円から。なお、本製品の発表にあわせて、同OMENブランドのゲーミングノートPC「OMEN 15」及び「OMEN17」が、従来製品からそれぞれ薄くなり、冷却機能を強化した製品として発表されている。

「OMEN X 2S 15」は、ノートPC向けプロセッサーながら8コア/16スレッド対応の「Intel Core i9-9880H」と、GPUに「NVIDIA GeForce RTX 2080 with Max-Q Design」を採用したゲーミングノートPCだ。メモリは、16GBのDDR4-3200を2枚搭載した32GB。メインディスプレイには、15.6インチワイドで非光沢のIPSパネルを採用し、144HzのリフレッシュレートとフルHDの解像度に対応している。バッテリーの駆動時間は最大4時間。重さは約2.37kg。1TBのSSDを採用するエクストリームモデルと、512GBのSSDに加えて「Intel Qptane メモリー H10&ソリッドステート・ストレージ(32GB/NVMe M.2)」を搭載するエクストリームプラスモデルの2種類での販売が予定されている。

本製品最大の特徴となるのが、5.98インチワイドのフルHD対応タッチパネルを採用したセカンドディスプレイだろう。このセカンドディスプレイは、ノートPCには標準的に搭載されているタッチパッドを置き換え、キーボード手前から奥へ移したようなレイアウトで配置されている。ゲームプレイ中にDiscordなどのチャットツールやYoutube/Twitchの動画を流したり、PCの負荷状況のモニタリングは勿論、ゲーム画面の任意の箇所を拡大してのミラーリングも可能で、ミニマップやステータスなどをリアルタイムに映せるという。

また、キーボードの右側には、HomeキーやPrint Screenキーなどと共に、セカンドディスプレイ用のコントロールキーが用意されている。コントロールキーは、テンキーとして利用できるバーチャル10キー、バックライトと輝度の調整、起動中のアプリケーションを二つのディスプレイ間で切り替えるウィンドウ切り替えキーの4点。これらのコントロールキーも含め、セカンドディスプレイにはさまざまな使い方が考えられそうだ。

なお、応答速度1msで、240Hzのリフレッシュレートに対応しするQHDゲーミングディスプレイ「OMEN X 27 HDR ゲーミングディスプレイ」も税抜6万9800円で、9月中旬に発売予定となっている。