Steamで『ダンガンロンパ』『シュタゲ』『FFX』『風ノ旅ビト』など配信の可能性が浮上。『Half-Life 3』も、新ヘルプページから未発表のSteam向けタイトルが大量流出か


Steamにて配信の可能性がある未発表タイトルが大量流出した可能性が浮上している。これは先日Valveが新たに開設したヘルプページより、まだ公表されていないコンテンツデータを検出する方法が発見されたというもので、Steamの非公式データベースサイト「SteamDB」を通じて海外では大きな騒ぎとなっているようだ。そのなかには『ダンガンロンパ』や『風ノ旅ビト』など、興味深いタイトルが数多く含まれている。

「SteamDB」は、Steam Kitを使用してSteamのデータベースより取得した情報を公開しているWebサイトだ。近年ではPC版『Dead Rising 3』や『Far Cry Sigma(後のFar Cry Primal)』、『Tales of Zestiria』や映画「マッドマックス」シリーズなど、Steamで配信予定のタイトルをリリース前に明らかにしてきた。ただし、「SteamDB」はあくまでパブリッシャーやデベロッパーが登録した情報を公開しているにすぎず、そのコンテンツが後ほど必ずリリースされるというわけではない(たとえば『Halo 3』や『Ever 17』などの情報は1年以上前からデータベースに掲載されているが、現在配信される様子はない。いずれの情報も、単なるテストとして入力されたということが十分に考えられる)。

今回新たに発見されたのは、『ファイナルファンタジーX/X-2 HDリマスター』に『ファイナルファンタジーVI』、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』と『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』、『Steins;Gate』や『Criminal Grils』など。ベータテスト中と見られる『Guilty Gear Xrd -SIGN-』も。さらに『Journey(風ノ旅ビト)』や『Everybody’s gone to the rapture』、『Hellbrade』などの名前まで登場している。

このほかに報告されているのは『Code of Princess』『レイギガント』『ファントム・ブレイブ』『アルスラーン戦記×無双』『剣の街の異邦人』『XBLAZE CODE:EMBRYO』だ。またすでにPC版のリリースが明らかとなっている『Dark Souls III』や『Rise of the Tomb Raider』の情報も発見され注目が集まっている。Valveがなんらかの対処を取らない限り、今後もこの騒動はしばらく続くことになり、さらなる未発表タイトルが発掘されてゆくだろう。なお今回『Half Life 3』も同様にデータベースから新たに発見されているが、海外フォーラムではもう飽き飽きだといったリアクションが投げかけられている。