サイバー系マルチ対戦シューティング『Go Go Electric Samurai』がアナウンス。開発は『Electric Super Joy』のMichael Todd Games

カナダに拠点を構えるMichael Todd Gamesは、『Go Go Electric Samurai』を発表した。同作は、チームごとに対抗して戦うマルチ対戦型のスポーツシューティングとして開発されている。プレイヤーは戦闘機を操縦し、サイバー空間を羽ばたきながら、敵を撃ち落としていく。

カナダに拠点を構えるMichael Todd Gamesは、『Go Go Electric Samurai』を発表した。同作は、チームごとに対抗して戦うマルチ対戦型のスポーツシューティングとして開発されている。プレイヤーは戦闘機を操縦し、サイバー空間を羽ばたきながら、敵を撃ち落としていく。

開発を担当するMichael Todd Gamesは、Michael Todd氏が率いるデベロッパー集団だ。前作である『Electronic Super Joy』は、ノリの良い軽快なテクノサウンドを背景に、迫り来る障害物を避けまくるという、高難易度かつ中毒性を持つ2Dアクションとして好評を得ていた。

『Go Go Electric Samurai』はそんなMichael Todd Gamesらしく、ハードコアなゲームプレイ体験と激しいテクノサウンドの融合を目標に掲げている。トレイラー映像を見ると『Electronic Super Joy』で特徴的であった独特な色使いは共通しているものの、2Dだった前作とは異なり3Dのフライトコンバットシューティングとなるようだ。この方向性はMichael Todd Gamesが以前開発した『Silent Skies』の系譜を受け継いでいるものとみられる。また映像からは、弾丸で敵を撃ち落とす、スキルを使って加速するなど、全方位シューティングに近いシステムを採用していることが示唆されているが、本作のテーマとされている「スポーツ」や「マルチ対戦」といった要素がどれだけ絡んでくるかが楽しみだ。

https://www.youtube.com/watch?v=DNVQnMR0eQc

プレイヤーたちはデジタル時代に生きる、キーボードひとつで敵と戦う“侍”であるという設定から「Samurai」というタイトルがついたものとみられる。マルチ対戦の人数は、2vs2、3vs3、4vs4対戦が用意されており、ウィンタースポーツの「ホッケー」をイメージとして開発されているようで、単純なテクニックのみならず戦局を読む力も求められると語る。開発陣は、本作を「『Rocket League』と『Electronic Super Joy』が汚いモーテルで一夜を共にして生まれた作品」と独特な言い回しで表現している。

対応プラットフォームはSteam/PlayStation 4/Xbox One/Wii U。2016年冬の正式リリースを予定しているが、夏にはアーリーアクセスを開始する見込み。価格は9.99ドルになるとみられている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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