飛行機解体シム『Plane Graveyard Simulator』発表。“飛行機の墓場”にて依頼を受けて飛行機を解体、パーツを売ってビジネスを拡大させる

パブリッシャーのPlayWayは8月10日、Games Incubatorが手がける飛行機解体シミュレーションゲーム『Plane Graveyard Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

パブリッシャーのPlayWayは8月10日、Games Incubatorが手がける飛行機解体シミュレーションゲーム『Plane Graveyard Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、いわゆる“飛行機の墓場”を舞台に、飛行機の解体をビジネスとしておこなうシミュレーションゲームだ。開発元が以前手がけた船舶解体シム『Ship Graveyard Simulator』シリーズの流れを汲む作品である。

『Plane Graveyard Simulator』では、広大な砂漠地帯に存在する世界最大の飛行機の墓場にて、解体ビジネスを展開する。飛行機の墓場はアメリカなどに実在し、本作はそれをモチーフにしているようだ。役目を終えた旅客機や戦闘機などが多数保管されている場所で、プレイヤーは顧客からの依頼を受けて飛行機を解体し、パーツを売るなどしてお金を稼ぐ。

本作には、実在のものをモチーフにしたさまざま種類の飛行機が収録。プレイヤーは、まずはオフィスにて顧客からの注文を受けて、対応する飛行機を購入する。そしてその飛行機のもとへ向かい、解体作業に取り掛かるのだ。バールや電動丸ノコなどのツールが用意され、飛行機の胴体を切断したり、フレームを解体したりなどしながら、依頼されたパーツを回収していく。

顧客からは、パイロット用のコックピットや電子機器、エンジンといった特定のパーツのほか、いわゆる鉄くずを求める注文もあり、それらを探しながら飛行機を解体してくことになる。アクセスしにくい場所は、リフトを使うことも可能だ。


飛行機を解体し目的のパーツを回収したら、それらをトラックに積み込んでスクラップヤードに運び、処理して売却する。エンジンなどは慎重に扱わないと、注文の不履行や金銭的損失につながる可能性もあるという。一方で、注文には期限が指定されるため、それに間に合わせるように手早く仕事をこなすことも求められる。

本作ではパーツを取り外して売却するだけでなく、新たに飛行機を組み上げる依頼が入ることもある。たとえば、特定の飛行機のコックピットや電子機器、エンジンなどを、別の種類の飛行機に移植するような注文が存在。飛行機を解体して指定のパーツを回収し、格納庫で換装作業をおこなう。ここでは、特定箇所の修理や塗装を依頼されることもあるようだ。


そうして依頼をこなし、稼いだお金で新たな飛行機を購入し次の依頼につなげて、ビジネスを拡大させていくのだ。そのなかでは、格納庫などの施設やツールへの投資も可能。ツールに関しては、開発元Games Incubatorが以前手がけた『Ship Graveyard Simulator』シリーズでは、解体の作業効率アップなどにつながるシステムが存在したため、本作でもそうしたアップグレードをおこなえるのだろう。

『Plane Graveyard Simulator』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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