デベロッパーのKarasuは8月10日、落ち物パズルゲーム『Meteorder』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ゲーム内は日本語表示に対応する。
本作は、空から降ってきた隕石を上空へ打ち上げる“シュート&リフトアップ”パズルゲームだ。開発者によると、かつて桜井政博氏が手がけニンテンドーDS向けにリリースされた『メテオス』から強い影響を受けているとのこと。
『Meteorder』では、隕石に見立てたさまざまな色のブロックがフィールドに降ってくるため、フィールドの上まで埋まってしまわないように、プレイヤーはブロックを消していく。ブロックは、カーソルで掴むと縦方向に移動させることが可能。それによって同じ色のブロックを縦あるいは横に3つ揃えると、ブロックが点火し上へ打ち上がる。そうして打ち上げたブロックが、フィールド最上部のラインを超えると消える仕組みだ。
ブロックを揃えて点火させると、その上に存在するブロックごと打ち上がる。ただ、ブロックが多く積もっているほど重量も増し、推進力が不足しているとフィールド最上部まで到達できずに落下してきてしまう。そんな時は、打ち上げたブロックにてさらに3つ揃えて点火させるのだ。一方、点火後に推進力を失ったブロックは黒い“燃えカス”となり、着地して一定時間経つまで通常のブロックには戻らない。
ステージにはさまざまな惑星が用意され、ゲームプレイ中に打ち上げたブロックを資源として、新たな惑星をアンロック可能。それぞれの惑星には独自のスタイルとゲーム特性が備わっており、異なる戦略が求められるとのこと。登場するブロックの種類も変化するようだ。
ゲームモードには、ソロプレイあるいはCPU対戦を楽しめるフリーモード、制限時間内に最高スコアを目指すか、スーパーAIと競うチャレンジモード、CPUと連戦しチャンピオンになることを目指すチャンピオンシップ、星間旅行をモチーフにルートを選択し、さまざまなゲームルールに挑むギャラクシーボヤージュが収録。CPU対戦においては、打ち上げて消したブロックを、任意のCPUのフィールドに送って妨害できる。
本作のゲームプレイは、『メテオス』とほぼ同じといえそうだ。実際開発者は、『メテオス』から強い影響を受けており、その楽しさを本作にて表現したいと述べている。また、同作にはなかった要素としてHPゲージの存在が言及されているが、こちらは『メテオスオンライン』風のシステムの模様。一方で新要素としては、敵から送り込まれたブロックを一部防ぐことができる、惑星のシールド機能が挙げられている。
『Meteorder』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。