【TGS13】 ビジネスデイに幕張メッセを散策する (フォトレポート)
9月19日より開幕した東京ゲームショウ、最初の2日間はビジネスデイです。その名の通り業界関係者のみを対象としており、記者のような限りなく無職に近い存在は入れないはずなのですが、日ごろの訓練が実を結び入り込むことに成功しました。
9月19日より開幕した東京ゲームショウ、最初の2日間はビジネスデイです。その名の通り業界関係者のみを対象としており、記者のような限りなく無職に近い存在は入れないはずなのですが、日ごろの訓練が実を結び入り込むことに成功しました。TGS に行くのは数年ぶり。なんとなく以前よりも人気が多かったような気がします。単純に人が多かったのか、熱気があったのかはわかりません。
恒例のセンス・オブ・ワンダーナイトについては(きっと各大手プレスが言及するでしょうから)あえて詳述を避けます。すでに高い評価を受けていた『Framed』をはじめすばらしいクオリティの作品が多数あったことは疑いようがありません。
しかし、記者が個人的に複数の意味で気になったのが『TSURI』です。ようするに「どれだけ長時間アプリを放置するか」というだけの作品。もはや ゲームであるかどうかすら怪しく、全体の講評ではダダイズム呼ばわりされていました。名が体を表す壮大なフィッシングだった疑いもぬぐいきれません。
ゲームの在り方・存在意義・価値といった哲学的な切り口を持ち出したいのはやまやまですが、それ以前にリアル iPhone 投げアプリこ と『S.M.T.H.』が却下されたり、「これをiOSでやる意義はない」といった理由でリジェクトされたりする Apple 審査をどう通過するつもりなのかがとても気になります。ベストプレゼンテーション賞を獲得したチームなのですから、iOSからAndroidへ乗り換える などといった妥協があってはなりません。常識の範囲では。たぶん。