Global Game Jam 2014開幕。大阪会場よりレポート (1日目)

世界最大級のハッカソンにしてゲームジャムである Global Game Jam が本日開幕しました。日本時間で明後日26日の夕方ごろまで、つまり48時間ほどぶっ続けでゲームを創るイベントです。

今回は大阪会場の様子をリアルタイムでお届けします。場所は大阪駅北ヤードで圧倒的な存在感を誇るグランフロント大阪は7階の貸会議室。小綺麗というよりは、新品すぎて未来感すら感じるムードです。

会場を仕切るのは辻大地氏。

 

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まずは基調講演動画から。華々しさと地獄が共存している thatgamecompany からも応援メッセージ。

 

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3番目に多い。八王子会場189名、札幌2年目80名、続いて大阪51名、福岡37名など。日本では3番目! 参加者は日本人だけでなく、海外の方の参加も(ただし日本語堪能)。

ゲームジャム初体験の方向けに各種説明。過去の GGJ 作品の紹介など。

大阪会場では全日参加するのは20名強と全体の半分以下であることを考慮し、Skype 全体チャットでログを残すなど、プロジェクトメンバーの情報格差を埋めるよう配慮しています。ゲームジャム運営慣れを感じます。

テーマ発表……がしかしひとまずネタバレあつかいで公開は禁止。ハワイ会場のスタートが遅いための処置だそうです。

移動。作業スペースへ。

 

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コワーキングスペースへ。リーダーに5名立候補があったため、5チームへ分ける方針がひとまずとられる。ゲームジャムではおなじみポストイットでのアイデア出し・ブレスト。

 

リーダー立候補者。
リーダー立候補者。
最初の一枚。
最初の一枚。

 

しかしわずか十数分後には、

 

それっぽくなってきた。
それっぽくなってきた。

 

[18:40]
まだブレスト中。ポストイットは続々と増えてゆく。和気あいあいとしたムード。これが地獄になるのかそれともこのまま牧歌的に完結するのか、それはまだわかりません。

よく見てみたところ、大手報道も大阪会場へ取材に来ていました。注目度の高さがうかがえるというものです。

 

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「グローバル」の名のとおり、国際色があります。日本語:英語の使用比率は7:3くらい。

各会場のオーガナイザーいわく「テーマが難しすぎるという意見が噴出」とのこと。なかば哲学的なテーマについて、まずはそこを紐解くアプローチが散発的になされています。

 

やや遅れて入場した方。 開口一番「ポップコーン食いたい」
やや遅れて入場した方。

開口一番「ポップコーン食いたい」

 

[19:00]

全体ブレストはまだ続いています。

 

だいぶ迫力がでてきた。
だいぶ迫力がでてきた。

 

そしてこのタイミングで、全国または全世界へ「大阪ここにあり」をアピールすべく全体写真撮影。

 

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現段階で机上にセットアップされている PC は Windows と Mac がほぼ同じ比率。Mac が優勢だった福島Game Jamとは若干毛色が違う印象。

 

際限なく増殖するポストイットたち。
際限なく増殖するポストイットたち。
ゲームジャムって感じだ!
ゲームジャムって感じだ!

 

さらに2名来場。どちらも海外の方。会場はすでにクーラーの処理能力を越えるくらいに飽和状態。それとは別に、

 

リフトマン!リフトマンじゃないか!
リフトマン!リフトマンじゃないか!

 

[19:30]
そろそろ会場からゲームにかんする話題が聞こえ始める。印象的なのは、英語を母国語としている方が多いことを活用して英語テキスト/多ヶ国語対応しようとする意見が飛び出たこと。たしかに世界に発信するのであれば、英語ベースでの製作は必須でしょう。

いつもどおり Unity Pro が時限で無料開放されているようで、開発環境 Unity の方ならびにゲーム開発初心者の方へ導入がうながされました。回線パンクも回避する立ち回りです。

 

[20:00]
ついにチーム分けへ。事前に立候補があったリーダーと全日参加可能なメンバーを中心に、合計5チームが結成されました。途中抜け・途中参加者は柔軟に織り込まれる予定。

 

よし全員動くな、その場で手をあげろ!
よし全員動くな、その場で手をあげろ!

 

 

各チームのコアメンバー構成は以下のとおり。

 

そこはかとない迫力。
そこはかとない迫力。
Oculus Riftの存在感。
Oculus Riftの存在感。
チーム「ふたり」。
チーム「ふたり」。
Let’s do this!
Let’s do this!
もう1チーム作れることが発覚、結成。
もう1チーム作れることが発覚、結成。

 

開発開始!……の前に、

 

突如始まるサウンドクリエイター争奪じゃんけん。
突如始まるサウンドクリエイター争奪じゃんけん。

 

さて、あらためて

 

ハックの時間だ。
ハックの時間だ。

 

[21:00]
各チーム、ブレストから一歩踏み込んでゲーム内容の検討へ。まだ和やかな雰囲気ではありますが、すこしだけ空気が引き締まったような気がします。そして、 なぜか記者もアナログゲームチームで意見出し。ちょっかいを出したわけではありません、カメラばかりいじっていたところ声をかけられただけです。

飛び交うアイデア、しかしやはりテーマがネックになっているチームがちらほら。抽象的すぎてどうとでも解釈できるがゆえに、逆に「で、これってテーマについてはどうするの?」となるようです。

スナック菓子とエナジードリンク(コカ・コーラ含む)の消費スピードが上昇中。頭脳労働ですので当然です。

[21:30]
記者の PC のバッテリーに意外と根性がなかったため撤退。

 

Oculus Riftは火を噴くか。
Oculus Riftは火を噴くか。
汲めども尽きぬアイデア。
汲めども尽きぬアイデア。
微グロのじゃんけん?
微グロのじゃんけん?
本職はどう出る。
本職はどう出る。
戦闘配置。
戦闘配置。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

 

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明日は夕方頃から各チームの作品についてお届けする予定です。

 

Nobuki Yasuda
Nobuki Yasuda
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