戦国MMOSLG『信長の野望 天下への道』ついに開幕「シーズン3」情報まとめ。新政策や高難易度PvE実装などの過去最大規模アプデに加え、伝承を再現した上杉謙信も電撃参戦
基本プレイ無料MMO歴史戦略シミュレーションゲーム『信長の野望 天下への道』にて12月17日にスタートしたシーズン3の情報をまとめてお伝えする。

グラビティゲームアライズがiOS/Android向けに基本プレイ無料(アイテム課金あり)にて提供中の『信長の野望 天下への道』。本稿では、12月17日にスタートしたシーズン3の情報をまとめてお伝えする。
本作は、コーエーテクモゲームスから『信長の野望·天道』の正式ライセンスを受けてKingnet、テンダゲームスが開発を手がけるMMO歴史戦略シミュレーションゲームだ。日本各地の戦国大名に仕える領主として自勢力を発展させながら、敵対勢力との戦闘や政治的駆け引きを勝ち抜き天下布武を目指す。
本作はシーズン制を採用しており、次のシーズンには所持している武将やアイテムなどを持ち越すことができる。一方で、武将の育成状況や各勢力の発展状況はリセットとなる。お気に入りの武将や編成などはそのままに、新たな勢力争いを1から楽しめるというわけだ。
以下、シーズン3から追加された新要素を紹介する。まずは新シーズン恒例の新規SSR武将たちについてだ。「小早川隆景」は高い知略を持ち、相手の指揮戦法の多くの効果を60%の確率で無効化する伝授戦法「指揮系統の混乱」を持つ。指揮戦法を重視した部隊を強烈に対策できる可能性を秘めたユニークな武将と言えるだろう。

「長尾為景」は統率と武勇にすぐれた新武将だ。「二重方向」は対象こそランダムなものの、敵大将を一撃で倒しかねない強力なダメージを誇る戦法となっている。

さらに、ハーフアニバーサリーを記念して、新規SSR武将「上杉謙信・伝」が追加される。本作のライセンス元である『信長の野望·天道』に登場した上杉謙信の伝承を再現した武将で、統率、武勇、知略に優れる上、自身の会心率を100%上昇させつつ対象の統率を100%無視する伝授戦法「神威」が非常に強力だ。「上杉謙信・伝」は、ハーフアニバーサリーで新たに加わるコンテンツ「楽市楽座」で初めて登場する。

ほかにも、「佐竹義重」「山県昌景」「島津家久」「吉川元春」「太原雪斎」「尼子国久」など、計9名の個性豊かな武将が追加される。
また、「抜擢武将」と呼ばれる新システムが追加される。12名のSSR武将を預けることで特別なSSR武将を手に入れることができるようになるシステムで、これによって入手した武将は初となる★6が付与されるようになる。これにより6回分の進化が可能となっているほか、兵力上限も通常の武将と比べて300上昇しているため、強力な戦力となってくれる。なお、どの武将が手に入るかはランダム。狙った抜擢武将を揃えて部隊を構成するのは、かなりのやりこみ要素と言えるだろう。
各勢力の方針を決める指針となる政策にも、新たな要素がいくつか加わる。目玉となるのは、敵拠点に対して強力なNPC部隊を出撃させる「猛将出撃」だ。現れる猛将はSSR武将のなかからランダムで選ばれ、敵拠点に攻撃を仕掛ける。召喚されるのはあくまで一部隊のみだが、注目すべきは最大で18万にも達する部隊総兵力。プレイヤーが通常指揮する部隊とは比べ物にならない大軍団となるため、拮抗した戦場であれば勝ち負けをひっくり返してしまう展開も十分にありえる。

その分費用はほかの政策と比べてかなり高額で、使用後は48時間のクールダウンに入ってしまうなど取り回しにも難がある。戦況を見極めて、ここぞという瞬間に使用することが重要となる。
政策関連では、「道路敷設政策」と「築城禁止政策」にも注目だ。「道路敷設政策」は特定の関所同士をつなぐ道を建設できる政策で、これまででは実現不可能だったルートで攻めを展開することが可能となる。一方の「築城禁止政策」は、文字通り自拠点地域内の他勢力の付城建設を禁止する政策なので、防御を固めたいときに有効だ。どちらも拠点をめぐる攻防に関する政策なので、シーズン3では今まで見たこともないような新たな攻城戦のセオリーが生み出されるかもしれない。

「典籍戦法」という新たな戦法システムも追加されている。これらの新戦法は特定の武将をイメージして設計されており、その武将を含めたSSR武将を複数消費することで獲得が可能だ。たとえば織田信長をイメージした「三段撃ち」は、「1ターン攻撃不能→次のターンに3連続攻撃」という動きを繰り返す戦法だ。攻撃不能となるターンこそ生まれてしまうものの総合的な手数は増えるため、攻撃ごとに発動する追撃系の戦法と組み合わせれば大きな有利を生み出すことができそうだ。

シーズン3では、装備にも次なる強化段階が用意されている。最大レベルとなった珍品装備に砂金を用いてさらに強化することができるようになる「鍍金」システムが追加されるためだ。見逃せないのは、「鍍金」によって確率で装備に特技を付与できる点。これは通常の強化によって獲得できる特技と重複するため、運が良ければ特技を2つ持つ装備をつくることができるのだ。うまく使えば、戦略の幅はさらに広がるだろう。

高難易度PvEコンテンツとして追加される「試練」は、演習をすべての難易度でクリアすることで挑戦可能となる。戦闘ダメージを引き継ぎながら連戦を戦い抜いていく形式となっているため、これまでスポットライトを浴びてこなかった回復や防御などの長期戦を想定した戦術が人気を集める、なんていうこともあるかもしれない。特定ステージへの到達ごとに獲得できる進捗報酬に加えて、最高到達ステージ数を争うランキング結果による報酬も存在しており、やりこむ理由も十分に用意されている。
ほかにも、筆頭家老が自勢力のために行動してくれない状況を改善するための「次席家老」システムや、一部の既存武将への新たな職昇進効果の追加など、シーズン3では過去に類を見ない規模のアップデートが施されている。戦国の世に吹く新たな風が戦場にどのような変化を巻き起こすのか、注目したい。
『信長の野望 天下への道』はiOS/Android向けに、基本プレイ無料で配信中だ。
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