『ブレイドアンドソウル2』オフライン体験会「Try&Soul」東京会場レポート。軽快なトークをかますMC陣と、熱気あふれるチーム対抗戦がみどころ

NCSOFTは8月23日の0時より、アクションMMORPG『ブレイドアンドソウル2』のサービスを開始予定だ。今回、東京で開催された『ブレイドアンドソウル2』のオフライン体験会「Try&Soul」に参加できたため、イベントの様子をお伝えしていく。

NCSOFTは8月23日の0時より、アクションMMORPG『ブレイドアンドソウル2』のサービスを開始予定だ。対応プラットフォームはPCおよびモバイル端末で、NCSOFTの提供するクロスプレイサービス「PURPLE(パープル)」により、両プラットフォームで同アカウントを使用してのプレイに対応している。

『ブレイドアンドソウル2』は、広大なフィールドを舞台に冒険と戦闘を繰り広げる、基本プレイ無料のアクションMMORPGだ。PC版『ブレイドアンドソウル』の正統な続編で、前作より後の時代が描かれている。

空を飛ぶ、斜面を滑り降り、水面を走るといった軽快な移動アクションを可能とする「軽功」をはじめ、敵の攻撃を見極めて「ソウルパリィ」で受け流したり、「武功」と呼ばれるスキルを用いて連続攻撃を叩き込んだりと、アクション性の高さが特徴。

新要素としては、魂を武器に宿らせることでさまざまな恩恵を得られる「ソウル」システムや、敵の攻撃を受け流し反撃の隙を作り出すこともできる「ソウルパリィ」などが実装。また、種族や性別による性能差とクラスシステムが廃止され、使用する武器の種類によってバトルスタイルが変化するようになった点も大きな変化といえるだろう。


今回、東京で開催された『ブレイドアンドソウル2』のオフライン体験会「Try&Soul」に参加できたため、イベントの様子をお伝えしていく。



MCたちの息の合った軽快なトークと、進化したゲームプレイ

「Try&Soul」は、新作アクションMMORPG『ブレイドアンドソウル2』を先行体験することができるオフラインイベントで、今回の東京会場は大阪、名古屋に次ぐ3度目の開催。『ブレイドアンドソウル2』に出演している声優である井ノ上奈々さん、愛原ありささんの2名のMCと、NCJapanスタッフから日本運営プロデューサーであるFSジハンキ氏、サービスチームであるFSシャポロ氏を加えた4名によって進行するかたちとなった。「イベント&キャンペーン紹介」「ゲーム紹介」「いきなりチュートリアル体験」とつぎつぎにプログラムが進んでいくなか、MC陣によって息の合った軽快なトークが展開され、会場は終始和やかな雰囲気であった。

*左から、井ノ上奈々さん、愛原ありささん、FSジハンキ氏、FSシャポロ氏。


「ゲーム紹介」や「チュートリアル体験」を見ていて、前作である『ブレイドアンドソウル』との違いを大きく感じられたのは、各種「自動機能」と「ソウルパリィ」の存在だ。「自動機能」は文字通りの機能で、クエストの進行や「武功」と呼ばれるスキルの使用をある程度自動化することができるというもの。操作を簡略化できるため、モバイル版でのプレイにもうってつけの機能だろう。

一方の「ソウルパリィ」は自動化とは無縁で、敵の攻撃の前兆を見極め、タイミングよく入力を成功させることで攻撃を受け流し、条件を満たすことで敵を気絶させ大ダメージを与えるチャンスを生み出すことができるという攻防一体のシステムだ。タイミングこそシビアなものの見返りが大きく、派手なエフェクトも相まって爽快感のある仕上がりになっており、アクションの面白さをぐっと引き上げてくれそうだ。

 


これらシステムの共存は一見すると相反するようで、その実は幅広い遊び方を提供することにつながっている。ちょっとした時間にモバイル版で「自動機能」を使ってクエストをこなし、自宅のPCでは後述する「パーティダンジョン」などの高難易度コンテンツで本格アクションを楽しむ、といった具合だ。グラフィックやコンテンツの強化はもちろんのこと、PCでしかプレイできなかった前作と比べ、遊びやすさも大きく進化したといえるのではないだろうか。

オフラインイベントならではの熱気を感じられたチーム対抗戦

本イベント一番のみどころだったのは、来場者のなかから16人ずつ赤チームと青チームに別れ、4人1組で高難易度の「パーティダンジョン」を攻略し、30分以内にクリアできたパーティ数を競う「団結!犠牲の墓を攻略せよ!」と、チーム全員で大型ボスを討伐するタイムを競う「門派の力を合わせて!大型ボス討伐チャレンジ」の2つのチーム対抗戦だ。賞品がかかっていることもあってか両チームとも真剣そのもので、オフラインイベントならではの熱気を肌で感じることができた。


とくに面白かったのは「団結!犠牲の墓を攻略せよ!」だ。ダンジョンのボスである「炎火大聖」が手強く、パーティが全滅するとボス戦がやり直しになってしまうため、15分経過してもクリアしたパーティが現れないという事態に。あと一撃で撃破というところで全滅するという非常に惜しい場面もありつつ、各パーティともリトライを繰り返すことで徐々に攻略を進め、20分経とうかというところで青チームから初のクリアパーティが出現。その後は赤チームからもクリアパーティが出はじめ、最終的には3対1で赤チームの勝利となった。

 


ボス戦では敵の攻撃を回避アクションで回避しつつ、大技にはしっかりソウルパリィを狙うことが重要。固有のギミックまであるため、見ているだけでも本作のもつアクション性の高さをうかがい知ることができた。使用する武器は8種類から自由に選ぶことができ、攻守のバランスに優れた「剣」、生存力に長けた「斧」、遠距離攻撃を得意とする「弓」、味方の回復や補助が可能な「法鐘」などが存在。パーティごとにさまざまな構成がみられたなか、とくに「法鐘」はボス戦において大活躍だったため、高難易度コンテンツの安定した攻略には欠かせない存在になりそうだ。

「門派の力を合わせて!大型ボス討伐チャレンジ」もそのままの勢いで赤チームの勝利となったものの、最後まで見応えのある熱い勝負だった。両チームの健闘を讃えたい。


その後も生放送視聴者向けの抽選会や、やたらと景品が豪華なじゃんけん大会などのプログラムが進行していき、「Try&Soul」東京会場は盛況のなか閉会となった。パーティ向けのコンテンツが主だったので補足しておくと、「パーティダンジョン」はマッチング機能が利用できるほか、ソロ用の高難易度コンテンツも用意されているようなので、ソロプレイヤーも安心してほしい。

今回のイベントはPC版でのプレイだったため、モバイル版の完成度がどのようになっているのかは気になるところ。間もなく正式サービス開始なので、実際にプレイして確かめてみるのがいいかもしれない。


ブレイドアンドソウル2』は、PC/モバイル向けに8月23日0時よりサービス開始予定だ。事前登録キャンペーンのほか、キャラクター事前作成キャンペーン、招待キャンペーンなどが行われている。各キャンペーンの期限が迫っているので、プレイする予定の方は留意されたい。

Sou Matsubara
Sou Matsubara

机上で対戦ゲームについてあれこれ考えている時が一番幸せです。
得意なジャンルは2D格闘ゲームです。

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