レノボ・ジャパンによるゲーミングPCの製品説明会レポート。キータッチや冷却性能にもこだわったハイスペックノートが登場

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レノボ・ジャパン(以下、レノボ)による、ゲーミングPCのメディア向け説明会が5月22日に実施された。本稿ではそこで得られた情報を踏まえ、新たにラインナップに加わるゲーミングPCの新製品について紹介していく。

昨今のレノボは、ゲーミングPC市場に注力している。2017年にゲーミングブランド「Legion」シリーズを立ち上げ、2018年12月には日本国内の販路を拡大し、全国の家電量販店でも購入可能になった。2020年第1四半期の世界PC出荷台数でトップシェアを飾ったLenovoだが、国内のゲーミングPC市場においても、デザイン性やコストパフォーマンスに優れた製品が支持を得ているようだ。

今回レノボが発表した新製品は、ゲーミングノートPCの3機種だ。エントリー向けの「Lenovo IdeaPad Gaming 350i」、ミッドレンジモデルの「Lenovo Legion 550」シリーズ、そしてフラグシップモデルの「Lenovo Legion 750i」がラインナップに加わる。それぞれがスタイリッシュなデザインに一新され、最新テクノロジーの導入やユーザーのプレイ環境を考慮した設計によって快適なゲーミング環境を提供するという。

IdeaPadブランドをゲーミング仕様に再構成した「Lenovo IdeaPad Gaming 350i」


エントリー向けの「Lenovo IdeaPad Gaming 350i」は、従来のIdeaPadブランド製品をゲーミング仕様に再構成。CPUは最大5GHzで動作する第10世代Intel Core i7-10750Hプロセッサーが、グラフィックスはエントリー向けながらも高い性能を誇るNVIDIA GeForce GTX 1650Tiが選択可能。ディスプレイにはリフレッシュレート120Hzの15.6型フルHDディスプレイが搭載され、『フォートナイト』などの最新ゲームタイトルをなめらかな映像で楽しめるパフォーマンスを持つ。

前モデルとなる「L340 Gaming」は通常モデルの筐体設計を踏襲していたが、本モデルでは晴れて専用の筐体設計がなされている。バッテリーの大容量化によって最大8.8時間の駆動を実現。ファンサイズの拡大により、冷却性能も大幅に向上している。またメモリは2スロット構成、SSDはデュアル対応になり、拡張性が増している。

耐油・耐摩耗性のあるポリマー素材のキーボードはゲーミング仕様になっており、フルサイズテンキーの搭載によって、ノートPC特有のキーボード配置を緩和。外付けキーボードに近い操作感覚を再現する。トラックパッドにはボタンの凹凸が無く、ゲームに集中できるワンピーストラックパッドを採用。ゲーム中のキーボード操作で多用するWSADキーをホームポジションとして、Sキーに突起した刻印がなされている。なお、マウス接続に用いるUSB以外のポートが本体左側に設けられている点も、ゲームに集中できる環境への配慮がみられる。


そのほか、カメラの映像を物理的に遮断できるプライバシーシャッター機能も装備。テレワークの際の“うっかり”を防げる便利な機能だ。なお、本モデルはM110 ゲーミングマウスが同梱される。800~3200まで4段階のDPIに変更可能で、耐久性にも優れており、ホイール部とロゴに7色のLEDライティングが施されている。

このように本モデルは、購入後すぐに快適なプレイが楽しめる、カジュアルにゲームを楽しみたいユーザーに適したモデルになっている。想定販売価格は税別11万6000円より、発売日は5月29日から順次販売予定だ。その他の詳細については、公式ページにて確認してほしい。

CPUメーカーや17.3型の大画面が選択可能な「Lenovo Legion 550」シリーズ

Lenovo Legion 550i」
「Lenovo Legion 550i」
「Lenovo Legion 550Pi」


ミッドレンジモデルとなる「Lenovo Legion 550」シリーズとして、Intel Core i7-10750Hプロセッサーを搭載する「Lenovo Legion 550i」、AMD Ryzen 5 4600Hを搭載する「Lenovo Legion 550」、そして550i/550とは異なるロゴデザインを採用したWeb販売限定モデル「Lenovo Legion 550Pi」がラインアップ。

これらの製品では、グラフィックスはリアルタイムレイトレーシングに対応したNVIDIA GeForce RTX 2060が選択可能。ディスプレイにはリフレッシュレート144Hz(550は120Hz)の15.6型フルHDディスプレイを搭載し、なめらかな映像でゲームプレイが可能だ。なお、550i/550は大画面の17.3型も選択できる。

優れた冷却性能を実現するものとして、ハードウェアとソフトウェアを融合した冷却システム「Legion Coldfront 2.0」を搭載。筐体設計の改善によって冷却効率を向上しつつ、耐熱性・耐久性に優れた独自開発のデュアル液晶ポリマーファンを採用している。本体内の温度は「Multi-Point Hermal Sensor Array」によって6つのセンサーで監視する。「Q-Control」によって、ゲームプレイ時に適したパフォーマンスモード、日常的な使用に適したバランスモード、アイドル時に適した静音モードの3つのモードを使い分けてユーザーが意図的に冷却システムを管理することも可能だ。

耐油・耐摩耗性のあるポリマー素材のキーボードは“Legion TrueStrike”という総称のもと、「Lenovo IdeaPad Gaming 350i」と同様にフルサイズテンキーやワンピーストラックパッド、Sキーに突起した刻印が設けられる。さらに、従来のスイッチに比べてスムーズで応答性の高いソフトランディングスイッチを採用。シリンドリカルのキートップと合わせる事で指先を常に追随する構造を実現し、タイプミスを大幅に軽減しつつ、心地よいキータッチで高度なゲームプレイが可能になるという。

「Lenovo Legion 550」


そのほか、バッテリー駆動時間は最大約8.5時間で、Dolby Atmosのオーディオ機能やプライバシーシャッター機能も搭載。マウス接続に用いるUSB以外のポートは本体背面に設けられている。なお、本製品にはWindows PC 向けの「Xbox Game Pass for PC (Beta)」を1か月間無料で使用できる権利がバンドルされる。

本モデルは、最新ゲームタイトルを快適にプレイするスペックを備えつつ、ユーザーのニーズに沿ってCPUや画面サイズを選択できるものになっている。それぞれの想定販売価格、発売日は下記のとおり。

【Lenovo Legion 550i】公式ページ
想定販売価格:税別16万3000円より
発売日:5月29日から順次販売

【Lenovo Legion 550】公式ページ
想定販売価格:税別13万円より
発売日:7月17日より順次販売

【Lenovo Legion 550Pi】公式ページ
想定販売価格:税別10万2000円より
発売日:Lenovoオンラインストアにて5月29日より順次販売

負荷の高い最新の3Dゲームも快適にプレイできる「Lenovo Legion 750i」


フラグシップモデルとなる「Lenovo Legion 750i」は、スタイリッシュなボディに最高峰のパフォーマンスを凝縮。CPUはIntel Core i7-10750Hプロセッサーが、グラフィックスはリアルタイムレイトレーシングに対応するNVIDIA GeForce RTX 2080 Superが選択可能。ディスプレイにはNVIDIA G-SYNCに対応したリフレッシュレート240HzのフルHD IPSディスプレイが採用されており、負荷の高い最新3Dゲームもなめらかな映像で遅延を感じることなく堪能できる。

冷却システム「Legion Coldfront 2.0」を搭載し、ベイパーチャンバーテクノロジーを組み込むことで、ヒートシンクを中空構造に。揮発しやすい液体を封入して気化熱でCPUとGPUを冷却、パワフルなパフォーマンスを最大限に発揮する。UL社が3D Markのベンチマーク結果を元に推定した1080pの解像度におけるfpsスコアでも、『PUBG』が145fps、『Apex Legends』が140fps、『モンスターハンター:ワールド』が110fpsと高いスコアを誇っている。

耐油・耐摩耗性のあるアルミニウムプレス加工のキーボードは、「Lenovo Legion 550」シリーズと同様に“Legion TrueStrike”を採用。ソフトランディングスイッチやフルサイズテンキー、ワンピーストラックパッドやSキーに突起した刻印が設けられる。またCorsair社のRGBライティングが組み込まれ、キーボードだけでなく、ロゴやエッジ部分、背面の熱通気口が光るようになっている。


「Lenovo Legion 550」シリーズと同様に、バッテリー駆動時間は最大約8.5時間、Dolby Atmosのオーディオ機能やプライバシーシャッター機能を搭載し、マウス接続に用いるUSB以外のポートは本体背面に設けられる。また本製品にも、Windows PC 向けの「Xbox Game Pass for PC (Beta)」を1か月間無料で使用できる権利がバンドルされる。

本モデルはスペックが求められるタイトルも快適にプレイでき、eスポーツを楽しみたいというユーザーにも適したモデルになっている。想定販売価格は税別22万7000円より、発売日は6月5日からLenovoオンラインストアにて順次販売予定だ。その他の詳細については、公式ページにて確認してほしい。

以上のように、最新タイトルを快適にプレイするゲーミング環境を提供する、それぞれのユーザーのニーズに合わせた3機種がラインナップに加えられる。ちなみにレノボは、「Legion Doujou」にて、ゲーミングPCについての知識を深める解説動画の配信や『PUBG』などのゲームイベントを主催するなど、PCゲームに触れる場所を創り出す取り組みを実施している。興味のある方は覗いてみてほしい。

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