2013年開始から約300日経過 / October 4th
Gamers’ Geographic 日本語版ライター陣が一週間にプレイしたゲームについて、Steam などに表示されるプレイ時間と秋風により頭を冷やされつつ告解するのが[Now Gaming] です。毎週土曜定期更新予定。
Nobuki Yasuda – 悪逆・酒・ロスト
『PAYDAY2』飽きました。
失敬。レベルがカンストしただけです。プレイ時間はたったの104時間。飽きただなんて、まさかそんな、ありえないでしょう。理想の Mastermind が完成しただけです。ハロウィーンイベントで何が追加されるのかはわかりませんが(すでに開示されている実績の設計からは微妙に嫌な予感がするものの)、ひとまず間に合った形です。
興味のある方がいらっしゃると信じて、スキル構成はこちら。なんとか全マップをステルスでも正面突破でもクリアできるようになっています。開発者の Tweet で Buff がほのめかされている “Control Freak”にスキルポイントを振っているのがミソです。かわりに”Silent Killer”が犠牲になりましたが、シナジーを考えると仕方ないところ。プライマリウェポンには”AMR-16″を採用し、火力と Detection Risk のバランスをとりました。
ところで、今週はもう1つサプライズイベントが待ち受けていました。それは5-3クリアに向けて邁進中の『艦隊これくしょん』。あるとき部隊編成をしていたところ……
いくばくか残された血の気が引きました。レベル70以上、あらゆる海域の死地を共にしたはずの帰国子女がいません。すわバグでロストか、などと本能的に責任転嫁してみましたが、そんなはずがありません。状況を冷静に把握する必要がありました。
唐突ですが私、安田はペルソナ能力を持っています。召喚には銃型のガジェットやカードではなく、グラスを使用します。そこに特定の液体を注ぐことにより、いくつかの有用なペルソナを装備できる体質です。とうとう気が触れたかと思われるかもしれませんが、本当のことなので仕方ありません。
事件が発生した前日、閉塞感を打破すべくペルソナ”ワインさん”と”氷結ストロングさん”のミックスレイドを発動させていました。たしかにこのコンビネーションは非常に破壊力が高く、気づくと誤字脱字だらけの原稿が出来上がっていて何かと便利なのですが、どうやらこれがまずかったのでしょう。トランス状態の私にはレベル1の”金剛”と、本命の”金剛改”の区別がつかなかったのです。歴戦の勇士は貴重な主砲ごと誰かの贄になった、というのが真相と結論しました。
ある剣豪は「痛くなければ覚えませぬ」と言いました。ちゃんとお気に入りの艦娘くらい南京錠でロックしておけという、つまりはそういうことです。そんなことすら今までやっていなかったのか? はい。機能の存在すら失念しておりました。
『Papers,Please』も漸進的に進めているのですが、英語力不足もあいまって徐々にルールを把握しきれなくなってきました。本作を「単調」と評したレビューがいくつかありますが、どこが単調なんでしょうか。各種書類に急いで目を通して不備の有無をチェックするだけで頭が沸騰しそうです。
Okunokami Kuheiji – 寄り道しすぎ
先週再開した『The Elder Scrolls Ⅴ: Skyrim』……の環境構築にハマっております。ゲーム自体はまだ High Hrothgar にすら到達していません。完全に環境構築ゲームと化しています。プレイ時間316時間のうち200時間はエクスプローラ開いてゲーム再起動してあーだこーだやってる気がします。そろそろ雪山が寒々しいので、南国MODに手を出してもいいかなと思っています。
ああ、そうそう。人間やめました。
装備品や魔法の追加をメインに、環境改善やシステム改善を盛り込んでいっています。完成したらメインシナリオを進める……予定です。
『Sid Meier’s Civilization Ⅴ』はマルチプレイをぼちぼち継続しています。とはいえ、今週集まれたのが一度のみで、展開はやや膠着しています。あと間が開きすぎて「前何やってたっけ?」があるのが難点です。
まずは、好立地で一人だけぬくっている者への対策を考えねばなりません。軍事的オプションの選択も視野に入れて、出遅れているプレイヤーやCOMと共闘して、どうにかして足を引っ張ることを考えます。別大陸なので海軍力の補強も考えなければ。
シングルプレイで始めたらドイツで島を引くという、相手にイギリスがいたら嫌な予感しかしない(史実的な意味で)配置となりました。さすがにちょっとどうしたものか、やり直そうかとか思ってしまいます。
Dimitri Toichi – Welcome to the Jungle
PCを買い換えました。今まで使用していた PC の使用期間は約4.5年。ここ数週間は、CPUファンが羽根を昔の戦闘機のごとく手回ししてやらないと回転を始めなくなりまして……これが最終的な買い換えへの動機づけとなった次第です。ここで新PCのスペックをコピペすることは避けますが、なんだかいろんな数字が大きくなりました。さいきんのぱそこんはきどうがはやいなあ。
新PCへのデータ移行では、やはり steam フォルダのコピーが一番時間がかかりました。やらぬゲームは即削除が基本方針のわたくしですが、最近は削除を怠っておりまして、steam の Free Weekend でダウンロードしていた『Painkiller Hell and Damnation』のデータ等までコピーしておりました。恥ずかしながらダウンロードしただけでプレイしておりません。調べてみたら今年2月の Free Weekend でダウンロードしたようです。約30回の Weekend を経てようやく思い出されるデータにいささか憐憫の情を抱きました。
データの移行が終わるころ、Nobuki Yasuda から「Riptide やるぞオラァ」との招集がかかりました。ちょうど steam で Deep Silver ゲームのセールが行われていたためです。新PCで初めてプレイするゲームに『Dead Island: Riptide』を選ぶことには若干のとまどいがありましたが、久しぶりに集団でゾンビを囲んで警棒で叩きたくなったので参戦。前作『Dead Island』からデータの引継ぎも可能なようでしたが、前作のデータは削除していたため引継ぎなしの最初からプレイ。
5時間ほどプレイした印象としては、前作『Dead Island』とプレイ内容はほぼ同じ。スタミナが切れやすくなったことを注意しながら集団でゾンビに殴る蹴るの暴行を加えるのが基本です。新プレイヤーキャラの John さんでプレイしましたが、このキャラクター、ダッシュキックやアッパーといった特殊攻撃をするとなぜかゾンビに電撃ダメージを与えることができます。もちろんスタミナを消費しますが、右クリックを押すだけで電撃アッパーを放てます。出場するゲームを間違えておりませんか。
UnFreeMan – ハックとスラッシュ
『PATH of EXILE』正式サービス開始。F2Pスタイルのハック&スラッシュ型MOなのだが、ベータ時代からそのあまりの『Diablo2』リスペクトぶりと、商売っ気があるのか無いのか判断しづらい有料コンテンツの作り方で注目していたタイトルだ。
蛙とサソリ以外にも「くさった手」「カマドウマ」などバリエーションは豊富。繰り返すがゲーム的には何の意味もない。
ゲーム的に「意味のある」有料コンテンツは無いのかというと、お約束として倉庫枠の拡張とキャラクター枠の拡張は有料だ。ただ倉庫枠は初期状態で4ページ分あるので、買うとしたらキャラ枠だろうか。キャラ育成にそれなりに時間がかかるゲームなので、それに手を出そうというところまで遊べたなら、1枠あたり約300円の投資など問題にならないだろう。
本家『Diablo3』や、有名なフォロワーである『TorchLight(2)』とはまた違う、独自のセンスで練り上げた秀逸なハック&スラッシュゲームといえる。経済システムからゴールドという概念を排除するかわり、プレイヤー間の通貨的役割を果たす消耗品アイテムを序盤から落ちるようにすることで、育てたてのキャラクターですらトレハン的にチャンスが有る。βの時から思っていたが、この辺りのバランス感覚は素晴らしい。トッププレイヤー層になると少々事情が変わるようだが……
本日取り上げた『PATH of EXILE』はSteamからもアクセスできるようになったので、一度プレイしてみてはいかがだろうか。本家版クライアントと接続先は変わらないので安心して欲しい。『Diablo2』はさすがに古臭いけど、3の方向性はなんか違うし、でもハック&スラッシュは遊びたい……そんな流浪のプレイヤーにおすすめできるタイトルである。
本家『Diablo2』の新ラダーシーズンもそろそろだし、私としては当面ハック&スラッシュゲーに困らない。むしろ『Diablo2』と同時新古するためのリソース配分を考える必要がある。今夜も眠れない。